WHOが「人から人へ感染」台湾の早期警告メールを否定、芸能人からも再び批判の声

Record China    2020年4月14日(火) 13時40分

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台湾が昨年12月に新型コロナウイルスの人から人への感染を警告していたにもかかわらず、WHOがこれを無視したとされる問題で、WHOがその内容を否定したことに台湾の芸能人からも再び批判の声が上がっている。

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台湾が昨年12月に新型コロナウイルスの人から人への感染を警告していたにもかかわらず、世界保健機関(WHO)がこれを無視したとされる問題で、WHOがその内容を否定したことに台湾の芸能人からも再び批判の声が上がっている。

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今月9日、台湾がWHO非加盟国ながら昨年12月末、新型コロナウイルスの人から人への感染をメールで警告していたにもかかわらず、中国政府に配慮して無視したとして、米国がWHOを非難した。翌10日、WHOのテドロス事務局長が、台湾当局から当時受け取ったメールでは新型コロナウイルスについて警告しているものの、「人から人への感染」には言及していないと主張した。

これに対して11日、台湾中央感染症指揮センターの指揮官で衛生福利部長の陳時中(チェン・シージョン)氏が記者会見を開き、WHOに通報したメールを公開。英文で書かれたメールをその場で読み上げ、テドロス事務局長の主張に反論している。

こうした一連の動きに、台湾の芸能人たちもSNSなどを通じて反応。かねてから社会問題への関心が高い男性タレントのチェン・ジャーシン(陳嘉行)はフェイスブックで、「WHOは中国共産党から今まで、こっそりと何をもらってきたのか?」などと辛辣(しんらつ)な言葉を並べて批判している。

なお、WHOのテドロス事務局長については今月8日、記者会見の席で「3カ月にわたって台湾から人種差別的な攻撃を受けている」と表明したのに対し、台湾当局は何の根拠もないとして同氏に強く抗議。この時も歌手で俳優のAARON(アーロン/炎亞綸)ら人気芸能人が、SNSで怒りの声を上げていた。(Mathilda

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