中国、韓国に「病院」輸出、わずか20日の工期で稼働=中国ネット「さすがインフラ整備の狂人」

Record China    2020年4月13日(月) 20時10分

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中国紙・環球時報は11日、中国湖北省武漢市で新型コロナウイルス専門病院としてわずか10日の工期で稼働した「火神山医院」の韓国版が稼働したと報じた。

中国紙・環球時報は11日、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)への投稿で、「中国はマスクや防護服、呼吸器以外にも病院まで輸出できるのか」とし、中国湖北省武漢市で新型コロナウイルス専門病院としてわずか10日の工期で稼働した「火神山医院」の韓国版が稼働したと報じた。

環球時報によると、「病院」は中国国内で設計、製造され、韓国に海上輸送された後、3月27日に慶尚北道聞慶市で組み立てが始まり、4月1日に納入された。

中国メディアの直播吧によると、韓国に輸出されたのは陰圧隔離病棟で、中国湖南省の遠大科技集団傘下の遠大可建科技有限公司と韓国のソウル大学病院の間で3月に契約が交わされたもの。

香港拠点の中国系日刊紙、大公報によると、第1陣として、24床の陰圧隔離病棟が3月22日に湖南省長沙市の工場から出荷され、上海経由で同27日に聞慶に到着。現地で組み立てられた後、4月6日に稼働を始めた。中国国内での設計・製造から、輸送、そして韓国国内での組み立てと調整、稼働まで、全体の工期はわずか20日余りだった。第2陣と第3陣も製造中で、今後ソウルや釜山に送られるという。

環球時報の投稿のコメント欄には、中国のネットユーザーから「さすが基建狂魔(インフラ整備を猛烈な勢いで行うことを自負する言葉)」「陸上の基建狂魔、海上と大自然の鬼斧神工(人間業とは思えない細工、神業と思える自然の景観など)。中国はこんなにも強大なのだ」「中国のスピード、中国のパワーが海外へ」「すごいぞわが国。党がわが中国を銀河系まで導くことを願う」「このニュースはもっと大きく注目されるべき」などの声が上がっていた。

また、韓国に対しては「この病棟を世界遺産に登録申請しないことを願う」「高高度防衛ミサイル(THAAD)配備について中国が反発していることに目を向けるべき」とのコメントも寄せられていた。(翻訳・編集/柳川)

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