WHO事務局長への批判が原因か?俳優AARON、中国でオーディション番組から降板

Record China    2020年4月13日(月) 20時40分

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WHO事務局長の発言を批判したことで、中国のネットユーザーから攻撃された歌手で俳優AARONが、中国で出演予定だった番組を失ったと報じられたことで、マネジャーが台湾メディアの質問に答えた。

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世界保健機関(WHO)事務局長の発言を批判したことで、中国のネットユーザーから攻撃された歌手で俳優AARON(アーロン/炎亞綸)が、中国で出演予定だった番組を失ったと報じられたことで、マネジャーが台湾メディアの質問に答えた。

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WHOのテドロス事務局長はこのほどジュネーブで行われた記者会見の席で、「台湾から人種差別的な攻撃を受けた」と主張。これに対し、台湾の蔡英文(ツァイ・インウェン)総統が何の根拠もないと否定したほか、多くのタレントからもテドロス氏に対して批判の声が浮上。歌手で俳優のAARONもフェイスブックを通じ、激しい言葉で同氏を批判している。

台湾当局が中国の情報工作の疑いも指摘するこの出来事に対し、AARONが声を上げたことで、中国のネットユーザーからはAARONを中国市場から締め出そうとの動きが。中国でオーディション番組「少年之名」への出演が決まっていたが、今回の騒動が原因で番組から下ろされ、出演料2000万元(約3億1000万円)が水の泡と消えたと報じられている。

この報道について12日、AARONのマネジャーが台湾のニュースサイト「ETtoday」などの取材に対応。「少年之名」への出演がなくなったのは事実であることを認め、理由については新型コロナウイルスの感染拡大により、収録で行ったり来たりした場合、その都度2週間の自主的隔離が必要になることから、他の仕事への影響を考えて決定したものだと説明している。(Mathilda

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