習近平国家主席は10日夜、メキシコのロペスオブラドール大統領と電話会談しました。

　習主席は「現在、メキシコなどのラテンアメリカとカリブ海地域の国々で感染症の拡大が続いている。中国政府と人民を代表して、メキシコ政府と国民に心からの慰問の意と、断固として支持する意向を伝えたい。中国はメキシコにできる限りの支援を続ける方針を持ち、中国からの医療物資の購入についても協力する。中国はメキシコと共に国連などの多国間枠組み内で意思疎通をし、人類運命共同体構築を促進していくことを望んでいる」と述べました。

　これを受けて、ロペスオブラドール大統領は「メキシコは困難な時期を迎えており、中国からの支援は非常に重要だ。メキシコと中国は兄弟のような友好関係を保っている。中国との関係発展に取り組み、公衆衛生などに関する協力を深めたい」との期待を寄せました。（提供/CRI）