ビル・ゲイツ氏、中国の経験は世界に重要な変化を

CRI online    2020年4月11日(土) 9時25分

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米国のビル&メリンダ・ゲイツ財団の会長であるゲイツ氏は9日、中国中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)の独占インタビューを受け、新型コロナウイルスの予防・抑制における中国の成果や、新型コロナウイルスはビル・ゲイツ氏が「ワクチンを売りつけるための陰謀だ」...

米国のビル&メリンダ・ゲイツ財団の会長であるゲイツ氏は9日、中国中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)の独占インタビューを受け、新型コロナウイルスの予防・抑制における中国の成果や、新型コロナウイルスはビル・ゲイツ氏が「ワクチンを売りつけるための陰謀だ」という説、またはワクチン開発などをめぐり質問に答えました。

 ゲイツ氏は、中国が感染の予防・抑制に向けた措置を積極的に評価し、中国政府が1月下旬から全力で取り組み、厳しく実施してきた接触の減少と隔離などの措置が良い効果をあげたと指摘しました。そのうえで、「中国は、世界で最も早くから新型コロナウイルスの感染を体験し、その封じ込めに取り組んでき国として、今は企業の生産活動がほぼ全面的に再開され、世界の感染対策に必要な重要物資の供給にも参加するようになっている。このことは世界の新型コロナウイルスとの戦いに重要な変化をもたらすだろう」という見方を示しました。

 ゲイツ氏はまた、中国の経験は少なくとも、同等の豊かさにある国、あるいはもっと豊かな国々に予防・抑制の参考を提供してくれたと指摘しました。また、「感染拡大が示されたように、個人であっても国であっても、互いに依存し合う関係にある。我々が取り組まなければならないのは、ワクチンの価格を最安値にまで引き下げるよう努力することだ。と同時に、ワクチン購入のための資金調達を行い、全世界の人に接種してもらえるようにすることだ」と強調しました。

 ゲイツ氏はとりわけ、新型コロナウイルスが貧困国に及ぼす影響に留意すべきと指摘し、「我々は自身のことしか考えるのではなく、平等の促進と相互の支持に力を入れるべきだ」と話した上で、今後の感染封じ込めに向けた国際協力で、中国がより積極的な役割発揮に期待を示しました。(提供/CRI

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