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ホンダ・日産が米従業員を解雇する中…現代起亜車の措置を韓国ネットが称賛

配信日時:2020年4月14日(火) 6時30分
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10日、韓国メディアによると、新型コロナウイルス長期化を受けホンダや日産などが米国工場の従業員に一時解雇などの措置を取っているが、現代・起亜自動車は「そうした計画はない」としている。写真は現代自動車。

2020年4月10日、韓国・中央日報によると、米国内での新型コロナウイルス長期化を受け、ホンダや日産などは米国工場の従業員に「無給休職」「一時解雇」などの措置を取っている。一方で韓国の現代(ヒュンダイ)・起亜自動車は「計画はない」としている。

記事によると、米国の完成車メーカーと、米国に進出しているグローバルメーカーのほとんどが、今月末までの工場の稼働停止を決めている。日産自動車は米国内で1万人を一時解雇。米国内に10カ所の工場を持つホンダも、全従業員は約2万人のうち1万4000人を休職とした。ゼネラルモーターズ(GM)は先月末、工場の稼働を止め、国内外の正社員約6万9000人の給与を削減した。フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)も3カ月間、給与の20%をカットしたという。

一方、現代自動車は当初12日まで米アラバマ工場の稼働を停止するとしていたが、5月1日までに延長した。週末を挟むため実際の再稼働は5月4日になる予定だという。起亜自動車も12~24日としていたジョージア工場の稼働停止期間を2週間延長した。現代自グループは「自動車市場の需要減や従業員の安全を最優先に考慮して決めた」と説明している。その上で、従業員の休職、解雇などの措置を取る計画はないと明らかにしている。ただ、グループ関係者は「競合他社の措置を分析している」と話しており、状況を注視していると伝えられている。

多くの専門家が自動車景気の上半期中の回復は不可能だと見通しており、ホンダや日産のこうした人件費削減措置は、新型コロナ問題が更に長期化した場合に備えたものだという分析も出ているという。

記事は、日産は新型コロナ以前からルノーとのトラブルなど問題があったこと、ホンダは米国に完成車工場だけで5カ所もあるほど北米依存度が高いことなどが、現代・起亜自とは異なると説明しており、「熟練の従業員を解雇すれば、再び需要が増えた場合の再雇用が難しい」とも指摘している。

また、現代・起亜自がアラバマ工場で生産している車種はいずれも新型モデルやマイナーチェンジモデルを出す予定があり、国内では収益性の高い新車が出ているほか今後の予約も好調だという。専門家は「現代自の状況は他メーカーに比べ相対的に悪くない」と評価しており、現代自の対応については「国内の予約で上半期を乗り切り、新型コロナの状況が上向けば海外に拍車をかけようという布石」「米国で解雇までしてコストを削減するほど切迫した状況でないということ」だと分析している。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「危機はチャンスだ!。韓国がこの危機を知恵をもってチャンスとし、世界の中で力を発揮することを祈ってます」「これを機会に、あらゆる分野で世界一の企業になろう。大韓民国、ファイト」「他国はロックダウンで工場も動いてないから、韓国だけが輸出が増える。早期診断と隔離でほぼ正常な生産活動を維持している韓国は、本当によく対処しているよ」「日本企業はいつもそうやってきた。ロシアでも、韓国でも。しかし韓国企業は、苦境の時は待ってあげて一緒に耐えてきた。サムスン、LG、現代がなぜロシアで売れているのかがよく分かる」「現代・起亜自いいぞ。米国市場で日本車を制圧してやれ」など、応援のコメントが多数寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

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