2013年11月27日、中国新聞社（電子版）によると、韓国の尹炳世（ユン・ビョンセ）外相は同日、ソウル市内で講演し、日韓関係改善に向け「まず日本が正しい歴史認識を持ち、行動することを望む」と語り、歴史問題に対する日本政府の積極的な対応を改めて求めた。

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それによると、尹外相は「日韓両国の政界・財界関係者はともに日韓関係の重要性を深く認識している」と指摘。韓国政府は一貫して関係強化に向け努めてきたが「片方の努力だけでは相互関係改善は不可能だ」として、日本の関係者にさらなる対策を講じるよう求めた。

さらに、開催のめどが立たない日韓首脳会談について、尹外相は「対話への雰囲気作りが必要だ」と表明。日本の歴史問題に対する姿勢、竹島（韓国名・独島）の領有権問題での対立が原因であり、韓国側は日本に関係修復を訴えているものの積極的な反応がないとした。（翻訳・編集/AA）