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「新型コロナウイルスはよそから来た」という主張は最終的に行き詰まる―中国ネット

配信日時:2020年4月21日(火) 7時10分
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中国版ツイッター・微博に12日、「気まずい真相:COVID-19のよその土地起源説は最終的に行き詰まる」と題する文章が掲載された。写真は武漢の病院。

中国版ツイッター・微博(ウェイボー)に12日、「気まずい真相:COVID-19のよその土地起源説は最終的に行き詰まる」と題する文章が掲載された。

文章は、著名な歴史ブロガーで158万のフォロワーを持つ「兎主席」というユーザーが発表したものだ。文章ではまず、「新型コロナウイルスの発生源をめぐる論争は最終的に袋小路に陥る」としており、「今のところ科学論文ははっきりと武漢から始まったことを示している。つまり、最初のウイルス保有者は武漢または華中あるいは華南での居住歴または旅行歴があるということだ」と述べている。

その上で、「これが最大かつ最も明らかな共通の特徴だ。これは一つの明確な可能性を示唆している。つまり、ウイルスは武漢または武漢周辺が発端となっている。ただ、華南のその他の地方(深センや広東)から武漢に入った可能性もあるが。その後、ウイルスは武漢の華南海鮮市場などのエリアで感染が広がり、ウイルス保有者が武漢から世界各地へ広まったのだ」と分析した。

文章は「これはもちろん実際の証拠に基づくものであって、政治的な立場ではない」とし、「ウイルスは武漢で発見され、武漢で感染が拡大した。過去数カ月の遺伝子研究は一連の証拠となっており、『武漢起源説』を最も有力な仮説たらしめている。さらなる証拠が積み重なれば理論となる」と論じた。そして、「実際のところ科学者たちはその仮説に不満があるとしても、武漢起源の仮説以外に第二のより説得力のある説を出すことはできないだろう」としている。

続いて文章は、「この問題は突如として政治問題化された。そのため、中国内外を問わず学者らは政治問題に巻き込まれることを恐れて、まだ最終的に証明されたわけではないなどというあいまいな表現をするようになった」とした。また、中国国内でウイルスの起源論が注目されている背景には、「中国の人々の自信のなさと罪悪感」があると指摘。「ウイルスが中国起源ではないことを証明できれば、世界に謝罪する必要もないことになる。しかも、中国を声高に非難しているのが米国であるため、ウイルス起源を米国のせいにするのは自然なことだ」と論じた。

文章は、民間でこうした単純な考えが出るのは仕方がないとする一方、「中国政府自身がこの分野に足を踏み入れるべきではない」と指摘。「こうした陰謀論は中国の外交と国際イメージにマイナスとなり、百害あって一利なしである」と指摘。「中国政府はウイルス起源の論争という袋小路を避け、『ウイルスは人類共通の敵』『全人類は心を一つにしてウイルスと戦うべき』との立場を守るべきだ」とした。

文章は最後に、「だからもうCOVID-19の起源にこだわる必要はない。これは根本的に国際社会と科学界の理解を得られるようなものではなく、出口のない袋小路。理知と一般的な国際社会のメインルートから外れるということのほかに意味はないのだ」と結んだ。(翻訳・編集/山中)

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