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26日、統計データによると、貴陽市内各区・県の婦人連合会に今年に入って寄せられた566件の相談・陳情のうち、夫婦問題が約7割を占め、そのうち最も多かったのはDVに関する問題で25%を占めた。資料写真。
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2013年11月26日、貴州省貴陽市婦人連合会の統計データによると、貴陽市内各区・県の婦人連合会に今年に入って寄せられた566件の相談・陳情のうち、夫婦問題が約7割を占め、そのうち最も多かったのはDVに関する問題で25%を占めた。ホワイトカラーの家庭では、「精神的」DVが増加し始めている。貴陽晩報が伝えた。
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貴陽市婦人連合会権益部の胡(フー)部長は、「統計データを見ると、家庭内暴力は依然、家庭内の問題の『トップ』にある。伝統的な考え方では、家庭内暴力とは、夫が妻に対して暴力をふるうことを指す。現状を見ても、このタイプのDVが最も多い。だが、一部の高学歴・高収入家庭では、肉体的暴力ではなく、精神的暴力が増える傾向が生まれている」と指摘した。
▼市婦人連合会は、今年に入り、すでに10件以上の「精神的暴力」に関する相談を受けたという。
胡部長は、「これらの夫婦のほとんどが、大学学部卒や大学院修士課程修了という立派な学歴を持っている。彼らはふだん、親しい友人や知人の前では、仲睦まじい様子を取り繕っているが、家の中では、まるで見知らぬ他人同士のように、20日から30日間、口を利かないのはザラで、冷戦状態が何カ月も続く夫婦もいる。相手に対する愛情が芯から冷え込み、離婚する以外に方法はなくなる」と述べた。
胡部長は、「家庭の学歴や収入の違いによって、DVのタイプもさまざまであるという実態には、特に注意を払う必要がある。ホワイトカラーの夫婦は、ハイレベルの素質を備え、『妻に手を上げる』というケースは滅多にない。また、プライドが高いゆえに、相手に手を上げることで『家庭内の揉め事』を外部に暴露することを望まない。婦人連合会がこのような夫婦の問題を仲裁する場合は、ケースバイケースで適切に処理していく必要がある」と続けた。(提供/人民網日本語版・翻訳/KM・編集/武藤)
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