王毅国務委員兼外交部長は7日、スイスのカシス連邦外務大臣と通話し、呼吸機器の生産、薬品、ワクチン開発などにおける協力を強化して、共に産業・供給チェーンの安定を確保し、疫病により両国の経済貿易に与える影響を削減していく見解で一致しました。

　王外交部長は「中国は世界各国の感染予防・抑制をできる限り支援している」としたうえで、「呼吸機器は当面各国で最も不足している医療設備で、中国は昼夜兼行で生産に励んでいる」と述べました。また、スイスなど呼吸機器の重要部品の生産メーカーに供給を増やし、企業の生産量を高めよう、希望しました。

　カシス外務大臣は「スイスは疫病感染を政治化することに賛成せず、参与もしない。スイスにいる中国人や留学生に真心をもって接し、彼らの健康と安全を確保する。疫病との戦いに勝利した後、共に両国の国交樹立70周年を祝いたい」との意向を示しました。（提供/CRI）