北京の学校、日本の友好交流校にマスク6000枚を寄贈―中国メディア

人民網日本語版    
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日本で新型コロナウイルス感染拡大が日に日に深刻化している中、日本語学科のある北京月壇中学(中高一貫校)の卒業生らが積極的に行動を起こし、4日に医療用マスク6000枚を日本の友好交流校に寄贈した。

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日本で新型コロナウイルス感染拡大が日に日に深刻化している中、日本語学科のある北京月壇中学(中高一貫校)の卒業生らが積極的に行動を起こし、4日に医療用マスク6000枚を日本の友好交流校に寄贈した。人民網が伝えた。

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月壇中学の卒業生らは、自分たちで作った日本の文化である川柳の中国語版「中日隔海望,毗鄰知己共礼尚,携手瘟疫抗(中日は海を隔てて見守り、隣国の知己として礼を重んじ、共に手を取り感染症と闘う)」と書かれた紙を援助物資に貼った。その川柳には中国唐代の詩人・王勃が友人である杜少府が蜀州へと赴任していくのを送るときに詠んだ詩の「海内存知己,天涯若比鄰(天下に知己があれば、地の果てにいようとも気持ちは通い合う)」という言葉と、古典「礼記」に出てくる「礼尚往来(礼は往来を重んじる)」という言葉を参考にして作られたという。

日本では新型コロナウイルスの感染が想像以上のスピードで広がっており、北京月壇中学の卒業生らは微信(WeChat)のグループチャットを通して、日本へのマスク寄贈を呼びかけた。北京月壇中学卒業生の代表によると、寄贈の呼びかけには、世界各地にいる卒業生48人がすぐに応じたという。そして、連絡を受けた北京月壇中学のバックアップも得て、1週間のうちにマスク販売業者と連絡を取り、購入し、発送するまでの寄贈に関する全ての業務を完了させた。

北京月壇中学は、北京で唯一日本語を第一外国語学科としている公立中学で、長年、日本の数々の学校や教育機関と友好関係を保っており、1990年代には、日本の首相夫人が何度も訪問した。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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