中国共産党中央対外連絡部の胡兆明報道官を取材（中連部提供）

　このほど、中国共産党は100以上の国230余りの政党とともに新型コロナウイルスによる感染の予防・抑制をめぐる国際協力を強化するよう呼びかけました。

　この中で、「新型コロナウイルスの感染拡大は人類の公衆衛生や健康及び世界の平和発展にとって最も緊迫かつ最も厳しい課題となっている。各国は人々の生命の安全と健康を第一に、果敢かつ有力な措置で感染拡大を抑制し、人類運命共同体の意識を持って、国際協力を強化し、互いに支持しあい、支援し合っていかなければならない」と指摘しました。

　中国共産党中央対外連絡部の胡兆明報道官によりますと、今回の共同呼びかけはいかなる国や地域、民族に対して差別するやり方に反対するとして、疫病を前に人類が運命を共にし、盛衰を共にする精神を呼びかけるものです。

　新型コロナウイルスの感染が始まって以降、中国共産党は中国人民を率いて国内でウイルスと戦ったほか、終始各側と密接な意思疎通と協力を保ってきました。胡報道官は、「これまでに世界400近くの政党に最新版の予防・抑制案と診療案を含む感染の予防・抑制に関する経験、やり方を共有してきたほか、40以上の国、70以上の政党あるいは政党組織に医療物資を提供してきた」と明らかにしました。（提供/CRI）