韓国で始まる「オンライン授業」、芸術・体育の課題に韓国ネットは困惑

Record China    2020年4月9日(木) 9時30分

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韓国の桜7日、韓国・ソウル新聞は、同国の小中高校でオンライン授業が始まるのを前に、教育部が円滑な授業遂行のため、出欠や評価方法などを定めたガイドラインを各校に配布すると報じた。写真は韓国。

2020年4月7日、韓国・ソウル新聞は、同国の小中高校でオンライン授業が始まるのを前に、教育部が円滑な授業遂行のため、出欠や評価方法などを定めたガイドラインを各校に配布すると報じた。

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、9日から順次始まるオンライン授業は、リアルタイム双方型、コンテンツ活用型、課題遂行型の三つに分けられる。コンテンツ活用型と課題遂行型では、教師が児童・生徒に動画コンテンツや課題を提供するという。

教育部は全てのオンライン授業の児童・生徒の評価は、学校再開後に行うことを原則とした。芸術や体育は、活動の様子を撮影し、課題として提出する。出欠管理はこれまでの学校での授業と同様、各教科の担当教師が授業の当日に確認し、出席簿に記録する方法を原則とするという。

ただ、新型コロナウイルスの感染拡大が長期化し、1学期の全てがオンライン授業で行われる可能性もあり、その際教育部は各自治体の教育庁と追加の協議を行い、対策を講じる方針という。

これに韓国のネットユーザーからは、「芸術や体育の撮影は誰がやるのだろう?」「撮影するのは親?友達?」「撮影者がいなければ課題が提出できない」「外出自粛を呼び掛けている。体育の撮影は家でする?」「芸術と体育は教えることなく成績評価する?」などと、とりわけ芸術・体育科目は提出する課題などをめぐって、戸惑いの声が多く上がっている。

また、「持っている電子機器の性能によって、子どもが不利益を被ることはないかと気がかりだ」「小学生がオンライン授業を受けるのには親のサポートが必要になりそう」「開学を延期した方が楽なのでは?」「政府は全ての負担を親に押し付けようとしている」などと、オンライン授業そのものにも不安や疑問、批判のコメントが寄せられている。(翻訳・編集/関)

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