2020年4月6日、新浪新聞の微博（ウェイボー）アカウント・頭条新聞は、ごみのポイ捨てを注意した外国人が、中国人親子に逆ギレされたと伝えた。

記事によると、最近、上海市内で年配の母親とその息子が、居住区のマンションの入口にごみをポイ捨てしたのを外国人が発見して注意し、「素養が低い」と非難した。そのため双方の間で口論になったという。その後息子は、「外国人に侮辱された」と警察に通報。外国人は「うそだ」と否定していたという。

記事では、外国人本人が撮影したと思われるその時の動画も紹介。外国人は中国語で理を唱えているが、母親は逆ギレして外国人をののしっており、息子は警察に「外国人が中国人のことをごみだと言って侮辱している」と通報している。

これを見た中国のネットユーザーから「これは恥ずかしい」「なんて恥知らずな。情けない」「自分でごみをポイ捨てしておきながら、外国人を侮辱するなんて」「こういう自分を律することのできない中国人は大嫌いだ。恥ずかしい」などのコメントが寄せられた。

また、「今回は外国人の側に立つね」「正義に国籍は関係ない」「かわいそうな外国人。道理に合わないことを言う人に言い負けるなんて。でも分かる人はみんなあなたを支持する」など、この外国人を支持するコメントばかりで、ごみのポイ捨てをした2人を擁護する意見は見当たらなかった。（翻訳・編集/山中）