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医療従事者への応援ソングになぜか「中国ありがとう」、批判を浴びたジョリン・ツァイも苦悩か

配信日時:2020年4月7日(火) 10時10分
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台湾の女性歌手ジョリン・ツァイが、新型コロナウイルスと戦う医療従事者への感謝を示した楽曲「Fight as ONE」に集まった批判について、SNSを通じてメッセージを発信した。
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台湾の女性歌手ジョリン・ツァイ(蔡依林)が、新型コロナウイルスと戦う医療従事者への感謝を示した楽曲「Fight as ONE」に集まった批判について、SNSを通じてメッセージを発信した。

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ジョリン・ツァイと男性歌手のイーソン・チャン(陳奕迅)、台湾と香港を代表するシンガーがコラボし、世界各地で奮闘する医療従事者のために歌った「Fight as ONE」のMVが今月3日、動画共有サイト・YouTubeに登場。事前に前触れもなく公開されたこの楽曲が、2人のファンを驚かせ、さらに喜ばせた。

一気に話題をさらったこの楽曲だが、ネット上で拡散されるにつれて論議を巻き起こすことに。MVの中に世界各地の子どもたちが、中国の国旗や中国への感謝を記したパネルを持つ姿が挟みこまれていたのが原因で、「医療関係者への感謝の歌のはずが、なぜこんな画面があるのか?」と批判の声が噴出。動画への「低評価」数が「高評価」を大きく上回り、コメント欄を見ると楽曲を歌った2人や、所属するレコード会社にまで非難の声があふれ返っている。

こういった世間の反応を重く見たのか、ジョリン・ツァイは6日、フェイスブックに長文を投稿。「今、私は自分がちっぽけに思える」との言葉から始まるメッセージでは、自身を励ますような言葉をつづっており、今回の騒動には直接触れていないものの、受けた衝撃の大きさを物語るものとなっている。

ジョリン・ツァイの投稿に対してファンやネットユーザーからは、「ジョリンを愛してるが今回は非常にがっかりした」「MVに台湾の医療従事者は1人も登場しないのに、中国共産党への賛美が出てくるのはひどすぎる」「ジョリン自身がMV制作に関わっていないのは百も承知だが、レコード会社やスタッフはチェックしなかったのか?」「こうして善意を利用されることが二度とないようにしてほしい」などといったコメントが集まっている。(Mathilda

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