深センに来年「赤ちゃんポスト」、育児放棄助長と批判も―中国

Record China    2013年11月27日(水) 21時42分

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25日、中国広東省深セン市は来年、さまざまな事情で養育できない新生児を預かる「赤ちゃんポスト」を設置する。写真は深センの路上に捨てられ、衰弱した状態で保護された双子の女の赤ちゃん。

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2013年11月25日、南方都市報によると、中国広東省深セン市は来年、さまざまな事情で養育できない新生児を預かる「赤ちゃんポスト」を設置する。

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深セン福利センターはこのほど、来年初めに最初の「赤ちゃんポスト」を設置すると発表した。「赤ちゃんポスト」には、保温設備、換気扇、シーツなどが完備され、内部は適度な湿度と温度が保たれるという。預けに来た人が中に赤ちゃんを入れてボタンを押すと、数分後に関係者が来てセンターに送り届けるという。

同センター関係者によると、深センでは昨年1年間に赤ちゃん92人がセンターで保護された。大部分は病院や派出所から送られてきたという。中にはゴミ箱に放置されたり、公園に置き去りにされて凍死したケースもあった。

「赤ちゃんポスト」については「捨て子や育児放棄を助長するのではないか」と批判の声もある。しかし、2年前に中国で初めて設置された河北省石家庄市では、受け入れ開始以降預けられる子供の数は横ばいという。(翻訳・編集/AA)

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