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ベトナムが韓国を裏切った?韓国メディアが「がっかり」する理由

配信日時:2020年4月7日(火) 21時20分
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6日、韓国・毎日経済によると、ベトナムメディアがベトナム代表のパク・ハンソ監督に対し、タイ代表の西野朗監督と比較しつつ「年俸削減」を求めた。写真はパク・ハンソ監督。

2020年4月6日、韓国・毎日経済によると、ベトナムメディアがベトナム代表のパク・ハンソ監督に対し、タイ代表の西野朗監督と比較しつつ「年俸削減」を求めた。

記事によると、ベトナムネットは今月1日「新型コロナウイルスで世界のサッカーチームが緊縮政策を展開している。パク・ハンソ監督は自ら給与を削減しなければならない」と報じた。年俸を50%削減した西野監督の例を挙げ「ベトナムサッカー協会がパク監督と交渉して困難を分かち合うべき」と主張したという。

これについて記事は「新型コロナウイルスによりサッカーの試合が延期・キャンセルになるなどトラブルが起きているのは事実。しかし現時点でパク監督の年俸を削減するよう求める主張が出たのは予想外」としている。

その理由として記事は「パク監督の功績」を挙げている。2017年からベトナム代表監督を務め、18年のAFFスズキカップでベトナムを10年ぶりに優勝に導いた。19年にはAFCアジアカップではベスト8入りした上、ベトナムサッカーを60年ぶりに東南アジア競技大会の優勝に導いた。

また記事は「パク監督の報酬の少なさ」についても言及。パク監督にベトナムサッカー協会から現在支払われている月給は5万ドル(約545万円)、年俸では60万ドルほど。これは、他の東南アジア圏の監督と比べ低い額で、年俸削減を決めた西野監督の年俸は97万ドルだ。パク監督は最近、新型コロナウイルス防疫と治療に使ってほしいと、ベトナム政府に5000ドルを寄付したという。

そのほか記事は、「事前予告なしの韓国人観光客の隔離措置」「アシアナ機のハノイ着陸不許可」など新型コロナウイルスをめぐるベトナム政府の韓国への対応に「やり過ぎだ」と反発する声が上がっていることも紹介。その上で「ベトナムにはサムスン電子やLGディスプレイなど7000社余りの韓国企業が進出している。いわば韓国はベトナムの最大投資国であり、第2の交易国とも言える」とし、最後に「新型コロナウイルス以降のベトナム政府の行動にはがっかりだ。これまでベトナムを揺るがした『パク・ハンソマジック』は、はかない夢だったのか」と問い掛けている。

これを受け、韓国のネットユーザーは、ベトナムメディアに対して「裏切られた」「恩を仇で返すようなもの」「ここ数カ月でベトナムという国の国民性が分かってきた」「それならベトナムのサムスン電子現地職員の給料も削るべきだ」などかなり憤っており、「パク監督も、現地の韓国企業もそろそろベトナムを出た方がいい」「冷静に考えて。ベトナムはベトナムなりの立場があるのだろう。韓国も今までは友好的に思ってきたけど、今後は態度が変わりやすいことを考慮してベトナムにある韓国企業の移転など考えるべき」「コロナが終息した後のことを考えなきゃね」とベトナムからの撤退を望む声も上がっている。(翻訳・編集/松村)

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