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中国に多くの疑いの目が向けられるのはなぜか―米華字メディア

配信日時:2020年4月15日(水) 18時20分
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13日、米華字メディア・多維新聞は、新型コロナウイルス感染者の死亡率について「どうして中国が最も疑われるのか」とする文章を掲載した。

2020年4月13日、米華字メディア・多維新聞は、新型コロナウイルス感染者の死亡率について、「どうして中国が最も疑われるのか」とする文章を掲載した。

記事は、「新型ウイルスの世界的感染の責任を中国に押し付ける傾向のある米国は、政府からメディアまでが中国政府が公開するデータの透明度に疑問を持っている。イラン政府でも懐疑的な声が出ており、保健省の報道官は『中国のデータは苦々しいジョークだ』と発言した」と紹介した。

そして、「中国の現在の新型ウイルスによる死亡率は4.07%なのに対し、EU全体の死亡率は8.53%と倍になっている」とし、「外部から疑問の声が出る理由は、先進国の医療レベルや衛生条件が中国よりもはるかに高いはずであること、武漢で爆発的感染が発生した当初、医療リソースの不足により感染が確認されないまま死亡したケースがあり得ること、3月末より武漢の葬儀場で火葬を待つ長蛇の列ができていると報じられたことがある」と説明した。

また、「実際、中国の死亡率は世界的に見て中位にあり、最も高いのはフランスの14%で、死者が出た中で最も低いのはニュージーランドとクウェートの0.1%と、両者の間には100倍もの差がある」とした上で、「これは、中国を含めて、分母に相当する感染確認者、分子に相当する新型ウイルスによる死者数それぞれのカウント基準が各国、さらには国内の各地域でさえバラバラであることに起因している。早々に大規模なPCR検査を始めた韓国やドイツでは分母が大きいため、死亡率が低く出る」と解説した。

さらに、「各国の人口構造も死亡率の差に大きく影響している」と指摘し、「死亡率が他の層より高いとされる65歳以上の高齢人口の割合は、フランスが20%に達しており、米国は16%、中国は約11%となっている」と説明した。

そして、「これらの理由からまず言えるのは、各国の死亡率を単純比較する意味はあまりないということだ」と指摘。「中国のデータに偏りや偽りがあるかどうか、現実とどれだけの差があるかについては、3月下旬から武漢以外の中国全土で生産活動が再開し、武漢も先日封鎖が解かれる中で集団感染が発生していないことを考えれば明らかだろう」と主張した。また、「中国における感染者の隔離、治療、追跡に関するシステムを見れば、実に多くの人が各セクションに携わっており、誰かが故意に死亡例を隠すことなどほぼ不可能であることが分かる」とした。

記事は最後に、「各国は、責任を中国の情報やデータにこすり付けようとするのが手段として間違っているということを、皆で反省すべきだ」と主張している。(翻訳・編集/川尻

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