中国が新型コロナに勝利した切り札―ケニアメディア

Record China    2020年4月12日(日) 23時30分

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7日、中国紙・環球時報はケニアメディアの記事を引用し、中国が新型コロナウイルスに対する闘いに勝利した理由について伝えた。写真は中国・武漢市。

2020年4月7日、中国紙・環球時報はケニアメディアの記事を引用し、中国が新型コロナウイルスに対する闘いに勝利した理由について伝えた。

記事は、新型コロナウイルスの問題が発生してから、中国は全力でウイルスと闘い、「そのスピード、強度、規模は世界でも類を見ないものだった」と紹介。中国が新型コロナウイルスの感染拡大を抑え込んだのは偶然ではなく、政府が一連の強力な政策を実行したからだとし、その方法を紹介した。

その一つが、「統一した原則と指導」。記事は、「このような深刻な伝染病に勝つためには、指導と指揮が非常に重要だ」と指摘。中国政府は最初から「国民の命と健康を守ることが第一」という指導原則を確立し、異なる機構から成る予防チームを設立して効率的に作業を行い、緊急の問題に迅速に対応できるようにしたと評価した。

二つ目は、「『人民戦争』としたこと」。国民総動員の体制を取り、専門家や医療チーム、建設業界も含め各種団体を感染の深刻な地域に派遣したと記事は紹介。医療物資を迅速に送り、患者の治療には補助金を出し、住民も全面的に協力して自発的に巡回監督を行い、居住区を定期的に消毒作業するなど、感染拡大防止のためにできる限りのことをしたと伝えた。

三つ目は、「中国人が一致団結したこと」。最も深刻な湖北省武漢市が他の地域から捨てられることはなく、政府は2万人以上の医療関係者を同省へ送り、緊急物資も多く運んだと指摘した。

四つ目は「科学的な方法で防疫に取り組んだこと」。中国の研究機構は新型コロナウイルスの分離に成功し、検査キットと試薬を全国へ配布したと記事は紹介。世界で最も優秀な中国の専門家たちは、今では治療法と予防方法の研究を急いでおり、防疫をさらに強化していると述べた。

五つ目は「最大程度の公開かつ速やかで透明な行動をとったこと」。記事は、これが「最も重要なこと」だと指摘。中国政府は世界保健機関(WHO)と緊密に協力し、共同でウイルスと闘ったと評価した。(翻訳・編集/山中)

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