イーソン・チャン（陳奕迅）とジョリン・ツァイ（蔡依林）、香港と台湾の代表的な男女シンガーがタッグを組み、世界各地の医療従事者を激励する楽曲「Fight as ONE」を発表した。

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新型コロナウイルスの感染が世界各地へと広がる中、イーソン・チャンとジョリン・ツァイがタッグを組んだ英語曲「Fight as ONE」（共同体的戦闘）のMVが3日、動画共有サイトのYouTubeなどで公開された。

これまでにコンサートのスペシャルゲストに招いたり、音楽祭で顔を合わせたりしているイーソン・チャンとジョリン・ツァイだが、正式にタッグを組むのはこれが初めて。香港のトップクラスの歌手と台湾の歌姫のコラボに、ネット上では「神仙コンビ」の声も上がっている。

「Fight as ONE」は世界各地で奮闘する医療従事者に向けて、敬意と感謝、そしてエールを送る心を歌っている。ジョリン・ツァイは3日、「世界の各地で私たちを守るため、最前線で働いてくれる医療関係者の方々に感謝します」とのメッセージを添え、SNSで同曲のMVを公開。また、長年ファンだったイーソン・チャンとのデュエットについて、「思いがけない機会をいただき本当にうれしく思う」と語っている。

2人の今回のコラボはそれぞれ、中国・雲南広播テレビのチャリティーの呼び掛けに応じたのがきっかけ。現状では移動が難しいため、別々の場所で録音が行われている。なお、ジョリン・ツァイのマネジャーによると、現在は仕事を控えて自宅待機が多いとのことで、5月に台湾・高雄市で開催予定だったコンサートも中止を発表している。（Mathilda）