母なる大河に休暇を!汚染からの回復目指す

Record China    2007年5月14日(月) 12時34分

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2007年5月12日、国家環境保護総局は松花江流域で環境基準を超過している11の企業に対し、業務停止を命じた。今後10年間にわたる松花江再生計画の施策第一弾となった。

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2007年5月12日、国家環境保護総局は松花江流域で環境基準を超過している11の企業に対し、業務停止を命じた。今後10年間にわたる松花江再生計画の施策第一弾となった。

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昨年の水質調査の結果、松花江全体では中程度の汚染状態だと判断された。部分的には最悪の汚染状態とも判断されている。農業・飲用水・工業用水のすべてを供給する東北地方の最大の水源だけに汚染の被害は甚大だ。***

そこで環境保護総局は松花江の再生計画を立案した。12日に周生賢(ジョウ・シェンシエン)局長は計画について発表。松花江は中華人民共和国建国以来、東北地区の重工業の発展に大きく貢献してきたが、その代償として深刻な汚染に悩まされていると述べ、松花江の全流域を10年間の休養期間に指定すると発表した。段階的に環境に負担をかける企業を排除していくという。2008年には水質の悪化をストップさせ、2010年には改善傾向にまで回復させるという目標を示した。

化学工業・増資業・酒造業などの環境負荷の高い企業を排除すると同時に、都市の汚水処理施設の整備も進めるという。現在50%の汚水処理率を2010年までに70%以上にするという。(翻訳/編集・KT)

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