操業再開と生活秩序の回復を急ぐ=武漢市

CRI online    2020年4月2日(木) 14時20分

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国家衛生健康委員会の馬暁偉主任は3月31日、「武漢市を主戦場とした全国の感染症の拡大はほぼ阻止でき、現段階の予防活動は成果を収めている。4月8日からは、1月23日に実施を始めた武漢市と湖北省を出る交通ルートの制限措置を解除するとともに、空港の国内便の運営を再開する。現在、武漢市...

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国家衛生健康委員会の馬暁偉主任は3月31日、「武漢市を主戦場とした全国の感染症の拡大はほぼ阻止でき、現段階の予防活動は成果を収めている。4月8日からは、1月23日に実施を始めた武漢市と湖北省を出る交通ルートの制限措置を解除するとともに、空港の国内便の運営を再開する。現在、武漢市は操業再開と生活秩序の回復を急ぐとともに生産と市場を正常に戻し、損失を最小限に留めている」と述べました。

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 武漢鉄鋼有限公司では、高炉5基、転炉9基が操業を始め、操業再開率は100%に達しています。

 武漢鉄鋼有限公司の呉小弟総経理兼共産党委員会副書記は、「これまでのところ、生産能力は感染症発生前の正常なレベルに回復したほか、職員全員が武漢に戻った」と説明しました。

 同社は体温測定、通勤路線バスの増発などで、職員の出入り管理を厳格化し、職員のニーズに応えて、健康を確保しています。

 ここ数日、武漢市のショッピングモールのうち、11社が相次いで営業を再開しました。来場者の実名登録、体温測定、入場者数のコントロール、頻繁な清掃と消毒が実施されています。

 武漢市民の周さんは、「外出できて嬉しい。武漢にこれからどんどん良くなってほしい」と話しました。

 市民への食糧提供を確保するため、武漢市は食糧の調達、生産加工、運輸に力を入れ、企業の生産をサポートしています。現在、食料とサラダ油の加工企業41社が操業を再開し、1日の食糧生産は約1500トンに達しました。

 武漢発展改革委員会食糧管理処の夏勤慧処長は、「現在、武漢市の食糧備蓄量は米10万トンに上り、38日間の供給を保つことができる」と説明しました。

 各病院も正常に戻りつつあります。武漢市第一病院は一つの診療室に医師一人、患者一人の管理方法を実施し、1日の患者受付数は1000人を超えました。

 これまで、武漢市では中型の病院と専門病院、合わせて62社が正常な秩序を取り戻しています。このほか、住宅地の衛生サービスセンター205カ所が基礎的な医療サービスを提供しています。

 湖北省発展改革委員会の統計によりますと、3月31日までのところ、武漢市の操業再開率は85.4%、湖北省は93.8%になったということです。(提供/CRI

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