マギー・チャン、撮影現場に大女優の幽霊=ベルリン映画祭受賞きっかけ?―台湾

Record China    2013年11月22日(金) 11時51分

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21日、香港の女優マギー・チャンが、映画「ロアン・リンユィ 阮玲玉」の撮影時に、往年の大女優ロアン・リンユィの霊に守られていたことを語った。

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2013年11月21日、香港の女優マギー・チャン(張曼玉)が、映画「ロアン・リンユィ 阮玲玉」の撮影時に、往年の大女優ロアン・リンユィの霊に守られていたことを語った。NOWnewsが伝えた。

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台湾最大の映画祭・金馬影展が今年50周年を迎え、これを記念して「金馬大使」に選ばれたのがマギー・チャン。21日、台北市で開催中の金馬影展で、1991年の主演映画「ロアン・リンユィ 阮玲玉」をテーマにしたトークイベントを開催。マギーはじめ、同作を手がけたスタンリー・クアン(關錦鵬)監督が出席した。

「ロアン・リンユィ 阮玲玉」は、1935年に25歳の若さで自殺した人気女優ロアン・リンユィ(阮玲玉)を描く作品。同作は撮影当時、現場で怪奇現象が続くと報道され、大きな話題になった。これについてマギーとクワン監督は、口をそろえて「報道は事実」とコメント。マギーがリンユィの霊と言葉を交わしたというのも、真実だったという。

クワン監督によると撮影当時、カメラマンの1人が、マギーのそばにぴったり寄り添うリンユィの霊をはっきりと目撃。リンユィの姿は生前と同じく、非常に美しかったらしい。当時、これを聞いたマギーは「怖いなんて、まったく思わなかった」と話す。「あなたを全身全霊を込めて演じるから、どうか私を守って」と、彼女の霊に語りかけていたという。リンユィの思いが届いたのか、1992年の第42回ベルリン国際映画祭で、マギーは最優秀女優賞を受賞。国際派女優として飛躍するきっかけとなった。

ロアン・リンユィは1920〜30年代における中国のトップ女優。数々のゴシップに悩まされたのが原因で、睡眠薬自殺を図ったとされる。彼女の遺書として「人の口は怖ろしい」との言葉が伝えられているが、真偽のほどは定かではない。(翻訳・編集/Mathilda

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