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16年前の児童「毒殺」事件で3度死刑判決の男性、やり直し裁判で無罪に―中国

配信日時:2020年4月2日(木) 6時40分
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1日、中国河南省で16年前に起きた児童毒殺事件の当事者がやり直し裁判で無罪判決を受けた。このニュースに、中国のネットユーザーがさまざまなコメントを寄せている。写真は事件当事者。

2020年4月1日、中国河南省で16年前に起きた児童毒殺事件の当事者がやり直し裁判で無罪判決を受けた。このニュースに、中国のネットユーザーがさまざまなコメントを寄せている。

中国メディアの澎湃新聞によると、この事件は04年11月15日に同省商丘市の周崗村で起きた。殺鼠(さっそ)剤として使われる薬物で児童1人が死亡し、もう1人の児童も被害に遭った。加害者とされたのは呉春紅さんという男性。ささいな事を原因とする「報復毒殺」とされ、05年6月23日から07年10月30日までに商丘市中級人民法院は猶予付き死刑を3度言い渡したが、河南省高級人民法院は「事実がはっきりしない」として3度差し戻した。

そして、08年10月、市中級人民法院は無期懲役の判決を出し、省高級人民法院は09年7月に同判決を維持するとしたが、18年9月に最高人民法院は証拠不十分などとして高級法院に再審を指示した。弁護人の李長青弁護士は、検察側が「事実がはっきりとせず、証拠不十分」として無罪判決を求める考えを示したことに言及し、呉さんの供述を上回る有力な証拠がないことや、呉さんが「自白の強要があった」と話したことなどを説明している。

記事によると、1日の判決で呉さんの無罪が確定したが、その不自由な生活は5611日に及んだという。これに対し、中国のネットユーザーからは「16年。関係ない人の一生が台無しにされた」「損害賠償を。そして間違った判決を出した責任者に法的責任を」「お金で時間を取り戻すことはできない」などの声が上がっている。(翻訳・編集/野谷

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