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中国が新型コロナウイルスとの戦いで成功し、米国が災いへ向かっている理由―露メディア

配信日時:2020年4月4日(土) 20時10分
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露RTは30日、「パンデミックでは人命が経済に優先されなければならない。これが、中国が新型コロナウイルスとの戦いで成功し、米国が災いへ向かっている理由」とする記事を配信した。写真は武漢支援医療チーム。

中国メディアの環球網によると、ロシアメディアのRTは3月31日付で、「パンデミックでは人命が経済に優先されなければならない。これが、中国が新型コロナウイルスとの戦いで成功し、米国が災いへ向かっている理由」とする記事を配信し、次のように伝えている。

新型コロナウイルスの流行は中国で始まったにもかかわらず、中国当局は流行をすばやく抑え込んだ。国内での新規感染者数は3月末までにほぼゼロにまで減少している。一方、米国や西欧では、ピークが見えないまま感染者数が猛烈に増加している。

米国とイタリアの感染者数はすでに中国を上回っている。しかし絶対数で比較すると、米国や西欧のコロナウイルス危機の深刻さを著しく過小評価することになる。その理由は、人口が中国よりもはるかに少ないからだ。

中国がどのようにして成功したのか、そして国際的にどのような影響を与えたのか、という二つの重要な問題を解決しなければならない。

技術的には、中国がコロナウイルスを抑え込むために行った手段は知られていなかったわけではない。隔離、家庭への必需品の配送、マスク着用の義務化、検査、感染が深刻な地域への医療従事者の派遣などだ。中国は確かに、米国や西欧に比べてはるかに厳格にこれらを実施していた。しかしその技術的な違いの裏には、中国の社会に対する明確な理解があった。

最も根本的な問題は、中国が人々の実際の生活に影響を与える人権について本当の理解から始めたということだ。西洋人が構築した形式的な「人権」ではない。致命的な感染症において重要なのは、人権は生きているということだ。

より一般的に言えば、人々にとって、人生の中で最も基本的な問題は、フェイスブックを使えるかどうかや、公約後に全く違うことをする政治家に投票できるかどうかではない。致命的な脅威に直面したときに生きていけるかどうかや、生活水準を保てるかどうか、医療を受けられるかどうか、教育を受けられるかどうかなど、数え切れないほどの人々の現実的な関心事なのだ。

このような状況の中で、コロナウイルスとの戦いは、戦争として実施されなければならないほどの規模のものであり、中国ではウイルスに対する「人民戦争」とも呼ばれている。

これが中国の対策を説明している。この出発点を理解した時点で、中国の戦略は論理的だった。何よりも、ウイルスを武漢市と湖北省に限定させるためには、可能な限りのことをしなければならなかった。最初の決定的な措置は、厳格な移動制限だ。

武漢市や湖北省からの移動を許可されていたら、圧倒的な数の人々が中国全土にウイルスを拡散させていたであろう。これがまさに米国やスペインで起こっていることであり、ニューヨークやマドリードなどの感染拠点から逃亡した人々がウイルスを拡散させている。

移動制限が武漢市と湖北省に多大な苦しみをもたらしたことは間違いない。湖北省の医療システムには考えられないほどの圧力がかかった。中国当局は湖北省に何万人もの医療スタッフを投入したが、それには時間がかかった。武漢市の人々も中国全土の人々を守るために命を捧げた。湖北省と武漢市の医療従事者は、中国人民の英雄として正当に評価されている。

それに対し、欧米のいわゆる「人権」団体の反応はどうだったのだろうか。中国の成功した戦略を全面的に非難したではないか。英紙ガーディアンは、中国のウイルス対策を攻撃する記事を次々と掲載していたが、中国が決定的な行動を開始してから約2カ月後の3月20日になってようやく、「厳格な外出規制と社会的距離をとる措置は、望ましい効果があったように見える」と渋々認めた。3月末までに世界のほとんどの人が中国が正しかったと認識した。

西側の間違ったやり方が今、米国や西欧に災いをもたらしている。中国と西欧諸国の絶対数による比較は、壊滅的な規模を偽装するものであり、西側諸国におけるコロナウイルス流行の影響が中国の最悪期の何倍も大きいという事実を隠蔽している。中国の人口は西側のどの国よりもはるかに多く、米国の4倍以上、イタリアの23倍以上であるからだ。

過去12年間で、世界は国際金融危機とコロナウイルスのパンデミックという二つの大きな試練を経験しているが、どちらにおいても中国は米国をはるかにしのいでいる。このことは地政学的に中国に有利な方向に大きくシフトすることになるだろう。米国がコロナウイルスへの現在の悲惨な対応を続けるほど、そのシフトは大きくなるだろう。(翻訳・編集/柳川)

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