2013年11月21日、韓国・聯合ニュースは報道で、2013年末、韓国産業通商資源部を含む政府6部門が世宗特別自治市に移転し、同国は「首都が2つ」の局面を迎えたと伝えた。

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さらに、大統領府の青瓦台は2014年から大統領が議長を務める国務会議をビデオ会議に切り替えると発表。朴槿恵（パク・クネ）大統領は以前から、世宗特別自治市との業務を円滑にするため、試験的にビデオ会議を行う必要があると強調していた。

ビデオ会議専用の会議室は年内にも完成する予定で、早ければ2014年1月末にも使用される。そうなれば、ソウルに留まっている安全行政部や外交部、統一部責任者は青瓦台で会議に参加し、すでに世宗特別自治市に移転した12部門の責任者は世宗特別自治市で会議に出席することになるという。

世宗特別自治市は2012年7月に正式に発足。大統領府や国会など重要な行政機関はソウルにとどまるが、36部門の政府機関が2012年9月から2014年末まで順次移転する予定。（翻訳・編集/内山）