人民網日本語版 2020年3月31日(火) 19時20分
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このところ、一連のイラスト作品がネットユーザーの心をほっこりさせている。これらの作品は有名なイラストレーターによるものではないものの、無数の「いいね!」が寄せられている。
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このところ、一連のイラスト作品がネットユーザーの心をほっこりさせている。これらの作品は有名なイラストレーターによるものではないものの、無数の「いいね!」が寄せられている。文匯報が伝えた。
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我愛中国(I Love China)!
上海からアナタを守りに来た医療支援スタッフ1068人!
一番好きなサッカークラブチーム「リバプールFC」のスローガンは「You’ll never walk alone(君は決して1人ではない)」。感染症との闘いにおいて、我々は決して1人ではない。
映画「インファナル・アフェア(原題:無間道)」の名台詞をもじって、「ウイルスに逃げも隠れもさせない」。
ウイルスを如意棒で叩く孫悟空。
ワンピース、聖闘士星矢、ドラえもん……
これらの「80後(1980年代生まれ)」や「90後(1990年代生まれ)」世代の思い出が詰まったキャラクターたちは、なぜ防護服の上に描かれているのだろうか?
これらのイラストの大部分は、ボランティアで防疫ポイントの作業に当たっている上海市長寧体育局のスタッフによって描かれたものだ。彼らは3月6日から現在まで、浦東空港の防疫ポイントで活動を続けている。
このイラストは防疫ポイント「浦東空港第1ターミナル(T1)第3グループ」の特色となっている。最初は仕事の緊張感をやわらげるためだったが、その後は周囲のグループのスタッフからも好評を得るようになり、帰国者からも何度も褒められるようになった。話題のニュースや面白い英語の表現、自分の好きなものなどと組み合わせ、毎日新しいデザインのイラストを描いている。
イラストには、可愛らしいドラえもん、七十二変化の孫悟空、さらにはワンピースやきかんしゃトーマス、ミニオンなど、さまざまなキャラクターが登場。こうした特製オリジナルイラスト入り防護服には、キャラクターのイラスト以外にも、話題のニュースを結び付けるというアイディアが凝らされたものも少なくない。
空港防疫ポイントで作業に当たる長寧体育局からのボランティアスタッフは16人。担当している職務は、会場に到着してからのセッティングや人員の役割分担、防護作業から、防疫ポイント間の連絡、海外からの入境者が入境した後の流れの手配などとなっている。
このほか、スタッフたちにはしばしば「フレキシブルな機動性」も求められる。入境者の情報登録作業が忙しくなった場合は通訳として駆り出されることも多く、いらだつ乗客がいた場合には一緒に彼らの気持ちを落ち着かせ、行動が不便な人が乗車や下車をする際に荷物を運ぶのを手伝うこともある。入境者を迎え入れて送り出すまでの任務を一通り終えると、大汗をかいてしまうこともしばしばだという。
防疫の第一線で活躍する皆さん、ご苦労様です!(編集AK)
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