<ボイス>日本の自律、自制、自覚は感染症克服における「宝物」

Record China    2020年4月1日(水) 7時40分

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新型コロナウイルスの感染拡大を阻止しようと東京都などが呼び掛けた外出自粛について、香港誌・亜洲週刊の毛峰東京支局長が次のように述べている。写真は28日の東京・銀座。

新型コロナウイルスの感染拡大を阻止しようと東京都などが呼び掛けた外出自粛について、香港誌・亜洲週刊毛峰(マオ・フォン)東京支局長が次のように述べている。

東京のこのような画像(外出自粛で閑散とする東京各所の写真を指す)から、われわれには何が見えるだろうか。「一人はみんなのために、みんなは一人のために」。新型コロナウイルスという「悪魔」が世界中で猛威を振るう中、全く誇張せずに言えるのは、日本国民が潜在意識や全体的な素養において見せている「共に困難を乗り越えよう」という自律、自覚、自制は肯定に値するということだ。ここに示した写真はその明らかな証拠だ。

新型コロナウイルスが拡散、まん延するかもしれないという重大局面を鑑み、東京都の小池百合子知事は隣接する4県の知事と共に「感染拡大を防ぐために今週末の不要不急の外出は控えてほしい」との呼び掛けを行った。知事らは要請しただけであり、市民に対する法的拘束力は持たない。しかし、多くの人は自律、自制的な自覚ある行動で行政の求めに協力するという正しい行動を選んだ。

これは、日本が新型コロナウイルス感染症、ひいては全ての災害を克服する上での「宝物」ではないかと私は考える。9年前の東日本大震災と原発事故における一つ一つの場面を思い出し、そして今日の東京のさまざまな画像を見てみると感慨無量の思いだ。(翻訳・編集/野谷

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