中国科技部と河北省が共同で2つの国家重点実験室を建設へ

今月27日、中国科技部（省）は公式サイトで、「科技部・河北省人民政府の交通エンジニアリング構造力学的挙動・システム安全、華北作物改良・調整国家重点実験室の共同建設の承認に関する通知」を発表した。これにより科技部と河北省が共同で、2つの重点実験室を建設し、運営することを承認した。科技日報が伝えた。

石家荘鉄道大学は、科技部と河北省が共同で建設する交通エンジニアリング構造力学的挙動・システム安全国家重点実験室の委託機関。河北農業大学は、華北作物改良・調整国家重点実験室の委託機関となる。それぞれの大学は実験室建設のために、実験に使用する家屋や科学研究器械・施設、科学研究経費など必要な基礎的条件を提供するほか、人材誘致や育成などの面でもサポートを行うことになる。（編集KN）