習総書記が浙江視察、サプライチェーンの安定維持を訴える

CRI online    2020年3月30日(月) 14時20分

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寧波舟山港の全体図 習近平国家主席は29日、浙江省を視察しました。中国で新型コロナウイルスとの戦いが始まって以来、今回は習主席の4回目の地方視察となります。 最初の視察地である寧波舟山港の穿山港区では、習主席は港湾施設と企業の生産再開について状況説明を受けました。寧波舟山港穿山港...

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寧波舟山港の全体図

 習近平国家主席は29日、浙江省を視察しました。中国で新型コロナウイルスとの戦いが始まって以来、今回は習主席の4回目の地方視察となります。

 最初の視察地である寧波舟山港の穿山港区では、習主席は港湾施設と企業の生産再開について状況説明を受けました。

寧波舟山港穿山港区のコンテナ埠頭

 感染症の影響を受け、寧波舟山港は今年1-2月期の貨物扱量は昨年同期の98%にあたる1億6300万トンに止まり、コンテナ取扱量は昨年同期の約9割となる406万TEU(20フィートコンテナ換算)でした。

 習主席による世界最大級の貨物取扱量を誇る舟山港の視察は、グローバル産業チェーンの安定を一緒に守っていくという明確なシグナルが発信されたものと見られています。

寧波臻至機械模具株式会社

 港湾の視察に続いて、習主席は北侖区大碶鎮にある高級車向け金型を製造する工業団地を訪れました。70余の企業が集まるこの工業団地は、「中国ダイカスト産業モデル基地」に選定されています。習主席は、2003年に設立された中小民間企業である「寧波臻至機械模具有限公司」を重点的に視察しました。

 なお、26日24時時点で、浙江省の生産能力は90.06%回復しており、中でも中小工業企業11万社の生産能力は108.58%回復され、小型・零細企業及び個人経営を含めた397万の事業所では生産能力が88.2%まで回復したということです。

寧波臻至機械模具工場の作業現場

 習主席は「このような肝心な時期であればあるほど、全面的かつ弁証法的で、長期的な目線で中国の発展をとらえ、自信を強め、信念を固めなければならない」と示しました。

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