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中国から日本にマスク1000万枚、日本のネットユーザーの反応は…―中国メディア

配信日時:2020年3月31日(火) 15時30分
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新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、中国メディアの環球網は31日、中国から届いたマスクに対する日本のネットユーザーの反応を紹介した。写真は中国。

新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、中国メディアの環球網は31日、中国から届いたマスクに対する日本のネットユーザーの反応を紹介した。

記事はまず、「テレビ朝日が30日に報じたニュースは、『われわれを助けてくれた海外の友人をわれわれが忘れることはない』という周恩来・元首相の言葉を多くの人に思い起こさせるものだった」と紹介。そのニュースとは、中国から医療用マスク1000万枚が日本に届いたというもの。記事は「感染症のために緊張状態にある日本の人々にいくらかの安堵がもたらされた」とし、「東京五輪の延期宣言や喜劇王・志村けんさんの死去で暗い雰囲気が広がる中での貴重なプラスの情報」などとした。

そして、「注意深い視聴者がこのニュースを見た時、さらに一つの細かい点に目を向けた」とし、中国からのマスクが入った段ボール箱に中国人が良く知る「山川異域 風月同天」というメッセージが見られたと説明。中国が感染拡大で最も苦しい時期に日本から届いた支援物資にこのメッセージが添えられていた時と異なるのは「加油、中国(中国頑張れ)」が「日本頑張れ」に変わったことだけだと述べ、日本のネットユーザーからは「まずは、素直にお礼を言おう」をはじめとする感謝の声が寄せられたと伝えた。

記事は、「中国の方々、ありがとうございます。早々、医療関係者に、配ってください。出来れば、介護福祉関係の方々にも。私達は、自分で作っても、何とか、しのげます。早く速やかに、届きますように」「中国ありがとう。コロナの前はマスクのほとんどが中国から来るとは知らなかった。安く買えるのも当たり前だと思った、中国がダメだと日本はやっぱり影響を多くうける、特に庶民にはダメージが大きい」との声を取り上げ、それぞれ「私心のない人」「小さな事から大きな事を見られる人」だとコメントしている。

また、「(中国に対する)多くの積極的な声は心情だけでなく、日本の投稿者の素養の高さも映し出している」と評す一方、ネガティブな声があることも紹介し、「そのような人は世界中どこにでもいる」とした上で、「意外なことに、ある日本のネットユーザーはすぐさま『畜生』という言葉を返した」と伝えた。

「畜生」という言葉について記事は、「日本でもあまり使われないののしり言葉。使うのは特殊な状況下のみ。特に憤った時に口から出る言葉だ」と述べてそのニュアンスの荒さを指摘しつつも「この投稿者の気持ちは理解できる」とし、「『中国人は日本が困っている時期に支援の手を差し伸べたのに、否定的なことを言っては日本人のメンツがつぶれるではないか』ということだ」と説明。さらに、「同じように中国に味方するものは他にもあるが、中には誤ったバッシングもある」とし、愛知県豊川市の市長に「反省」を促すコメントがそれであると紹介した。

豊川市の竹本幸夫市長は先日、友好都市提携を結ぶ中国の街に「寄贈したマスクを返してほしい」と要請したことで「友好都市に送ったものを返せとは情けない」「日本人として恥ずかしい」などの批判を浴びており、記事は中国側が約10倍返しとなる5万枚を送るとしたことに言及した上で、「中国人の理解をもってすればこうしたやり取りは美談だが…」「『市長は誠実な人。皆さん、お手柔らかに』と言いたい」とした。また、このような美談はたくさんあると述べ、広東省と海南省が2月に贈られたマスクの返礼として兵庫県に医療用マスクを提供したことなどを説明している。(翻訳・編集/野谷

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