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フランスが中国で注文したマスク、米国人が高値で奪う―中国メディア

配信日時:2020年4月3日(金) 21時30分
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2日、環球時報によると、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、フランスが中国で注文していたマスクを米国が高値で奪っているとフランスの高官が明かした。写真は中国製マスク。

2020年4月2日、環球時報によると、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、フランスが中国で注文していたマスクを、米国人が高値で奪っているとフランスの高官が明かした。

フランスのプロヴァンス=アルプ=コート・ダジュール地域圏のルノー・ミュズリエ議長はロシアメディア・RTの取材を受けた際、「米国人が中国でフランス人からマスクなどの防護用品の注文を奪っている」と明かした。空港で直接3~4倍の金額を現金で支払い、フランスからの注文を横から奪ったケースもあったという。同氏は「このような事態を二度と起こさないために、フランスの購入者は信頼できる大手物流会社を探さざるを得ない」と話した。

記事は、「フランスのグラン・テスト地域圏の議長も同様の事態を確認しており、フランスと米国のマスク争奪戦が激しくなっている。努力が報われ、最近ようやく中国から200万枚のマスクの購入に成功した」と伝えた。ドイツのRTLテレビの報道によると、フランスのいくつかの地域圏は中国から大量のマスクを購入した。しかしながら、RTやフランスのメディアは、上海の空港で米国人に持ち去られたマスクが、フランスの誰が注文したなどの経緯は明らかにしていないという。

記事によると、ルノー・ミュズリエ議長はフランス通信社(AFP)の取材を受けた際、米国人に奪われたマスクはフランスのある地域圏の議長が注文したものだと知っているとしたが、その地域圏や議長の名前は明らかにしなかった。その一方で、米国のメディアはいまだにこの事件について報道していないという。

記事は、AFPがソーシャルアカウントでこの事件について報道した後、フランスのネットユーザーは「米国は素晴らしい盟友だ」「グローバル化とは滑稽だ」「自国の工場を中国で設立し、自国に運べない国」などと同事件を風刺したとする一方、「他国のネットユーザーは、フランスはこの事件に文句を言う資格はないと思っている。なぜならば、フランスもデンマークがイタリアやスペインに送ったマスクを奪ったからだ」とも伝えた。

グーグルが発表したデータによると、4月2日正午現在、フランスの新型コロナウイルス感染者は約5万6000人で、死者は4000人以上。米国の感染者は20万人を突破し、約21万6000人で、死者は5000人を超えた。(翻訳・編集/福田教利)

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