安重根記念碑設置で安部首相にチクリ、中韓が抗日でタッグ(下)―米華字メディア

Record China    2013年11月21日(木) 6時10分

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19日、米華字メディア・多維新聞は「安重根記念碑設置で安部首相にチクリ、中韓が抗日でタッグ」と題した記事を掲載した。写真は安重根に関する資料。

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2013年11月19日、米華字メディア・多維新聞は「安重根記念碑設置で安部首相にチクリ、中韓が抗日でタッグ」と題した記事を掲載した。

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ハルビン駅に安重根の記念碑を設置するという計画は、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が6月に訪中した際、中国の李克強(リー・カーチアン)首相との会談で明かしたものだ。日本の安倍晋三首相は即座に設置に反対する声明を発表した。朴大統領が11月18日に中国側に感謝の意を伝えたことで、日本政府は中国の“回答”を知ることができた。ある評論家は「もともと日本に譲歩していた中国が、日本を繰り返し挑発するようになったのは、韓国との連携に向けた根回しが進んでいたためだ」と指摘している。

朝鮮半島の緊張が緩和するにつれ、日本と中韓の対立、特に日本と中国の衝突が北東アジア情勢における焦点となり、それに関連した連鎖反応が起きている。朴大統領は就任後、アジアの国の中で最初に中国を訪問した。これは韓国の歴代大統領の「訪日後に訪中する」という慣例を破るものだ。「中国の支持を得られなければ、北朝鮮の核問題を根本的に解決できず、歴史問題における日本の脅威を排除することもできないことを、朴大統領は明確に理解している」。これは消息筋の共通の認識だ。中国と韓国は緊密な外交関係を保ち続けている。韓国大統領府は11月18日、中国の楊潔チ(ヤン・ジエチー、チは竹かんむりに褫のつくり)国務委員が、「近いうちに韓国を訪問したい」とする習近平(シー・ジンピン)国家主席の親書を、韓国の朴大統領に手渡したことを明らかにした。こうした経緯からも、安重根記念碑設置における中韓の連携は、両国の強硬な抗日意識を象徴する事件と言えるだろう。(翻訳・編集/NY)

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