韓国の高齢者貧困率、OECD加盟国の中で第1位=国の政策に不満の声も―韓国紙

Record China    2013年11月20日(水) 22時10分

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19日、経済協力開発機構(OECD)と韓国・企画財政部の統計で、OECD加盟国の中では韓国の高齢者の貧困率が最も高いことが分かった。写真は韓国明洞。

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2013年11月19日、韓国紙・中央日報(電子版)によると、経済協力開発機構(OECD)と韓国・企画財政部の統計で、OECD加盟国の中では韓国の高齢者の貧困率が最も高いことが分かった。

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統計データによると、韓国の高齢者(65歳以上)の貧困率は、2007年に44.6%だったが、2011年には4ポイント上昇して48.6%となった。高齢者貧困率が2番目に高いオーストラリアは35.5%で、韓国とは10ポイント以上の差がある。

こうした状況は、韓国の高齢化が急速に進んでいることと関係が深い。ある国の総人口に占める高齢者(65歳以上)人口の割合が7%を超えると「高齢化社会」、14%を超えると「高齢社会」、21%を超えると「超高齢社会」となる。韓国は2018年に14%に達し、高齢社会へ突入するとみられている。

高齢者の貧困率が1位という結果に対して、ネット上では「国の政策に問題がある」「早急に対策を講じ、問題を根本的に解決すべき」「高齢者へ就業機会を提供する政策はどうなるのか」など、政府に対する不満と将来への不安の声が多く上がっているという。(翻訳・編集/HA)

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