中国製マスクの品質問題が欧州で続発、中国紙社説「中国も外国も冷静になるべき」

Record China    2020年3月30日(月) 10時20分

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29日、環球時報は、欧州で中国から輸入したマスクに対する品質問題が起きていることについて、「中国も外国も冷静になる必要がある」とする社説を掲載した。

2020年3月29日、環球時報は、欧州で中国から輸入したマスクに対する品質問題が起きていることについて、「中国も外国も冷静になる必要がある」とする社説を掲載した。

社説は、中国が今や世界の新型コロナウイルス対策向け医療物資の主な供給元となっている中、近ごろ欧州では中国製物資の品質が基準に満たないことがしばしば取り沙汰されており、オランダでは政府が病院に配布済みの中国製マスク数十万枚を「品質が不合格」として回収することを発表したと紹介。一部の西側メディアはこの状況を、意図的に政治や外交の問題へと誘導するような形で報じていると伝えた。

一方で、中国のネット上ではこの件に対する反発も起きており、西洋への支援は「骨折り損のくたびれもうけ」であり、品質問題でクレームをつけられるぐらいならいっそのこと支援をやめてしまった方がいいとの声もあるとした。

その上で、「品質に関する問題について、中国も外国も冷静に対応すべきだ。この件を政治化することは、ウイルス感染抑制の世界的な協力を破壊する」と呼び掛けている。

そして、中国から送られた一部の医療物資には、緊急の生産体制に中国のメーカーも完全に適応できていないことから品質基準を満たしていない可能性も「理論的には存在し得る」としたほか、各国の品質基準も異なるため、緊急事態においては問題はさらに複雑化しやすいとの見方を示した。

社説は、この状況において中国がやるべきことは、医療物資の品質と量をそれぞれ確保するための厳しい要求を打ち出し、外国から品質問題を提起された場合は速やかに調査を実施し、実際に問題があれば関連企業を厳しく処罰することだと論じた。

また、外国の政府やメディアに対しては「中国から送られる医療物資の品質問題について、理性的な態度を保ち、『中国』のレッテルを用いてあおり立ててはいけない」と注文。中国による物資の供給は総じて善意によるものであり、受け入れる側も善意を持って各種の問題に対処すべきだとしている。(翻訳・編集/川尻

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