国家衛生健康委員会のデータによりますと、3月27日の24時間で、中国大陸部では新たに54人が新型コロナウイルスに感染したほか、疑い例は29人が報告され、どちらも全員が海外からの入国者です。死亡した人は新たに3人が確認されたということです。なお、海外からの入国者の感染が累計で649人となりました。

　3月27日24時現在、中国大陸部では合わせて8万1394人の感染が確認され、現時点の疑い例は184人です。また、完治･退院者は7万4971人、死者は3295人で、現在も経過観察を続けている濃厚接触者は1万7198人います。

　なお、香港・マカオ・台湾地区の感染者は累計で819人に上ったということです。

　また、関係統計によりますと、18日以降の湖北省は、23日に新たに1人の感染が確認された以外に、新たな感染者が報告されていません。武漢市全域は感染リスクが「高い」地区から「中レベル」に引き下げられています。湖北省と武漢市が取り組んできた「省内での拡散防止に、省外からの持込予防」の措置は、段階的に重要な成果を収め、主戦場武漢では感染経路がほぼ遮断されたということです。（提供/CRI）