空き地でゲリラ的家庭菜園作り、日本でも中国野菜食べたいと奮闘する中国人―日本華字紙

Record China    2013年11月20日(水) 13時54分

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18日、日本華字紙・中文導報は、おいしい中華料理を食べるため在日中国人が農業に取り組んでいると報じた。川べりの空き地でゲリラ的家庭菜園を作っている人もいれば、事業として中国野菜を作る人まで現れている。写真は中国野菜。

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2013年11月18日、日本華字紙・中文導報は、おいしい中華料理を食べるため在日中国人が農業に取り組んでいると報じた。

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中国には「食をもって天となす」という言葉がある。食を至上のものとする中国人だけに、遠い異国の地でもおいしい中華料理を食べる努力に余念はない。焼き小籠包、マーラータン、マーラー香鍋といった中国国内で流行した料理は以前、日本で見かけることは少なかったが、もうすっかり定着した感がある。

とはいえ日本の問題は野菜の種類の少なさ。キャベツ、ほうれん草、レタス、小松菜……日本のスーパーにいくと定番の野菜しか売っていないことがほとんどだ。それでもめげないのが「食をもって天となす」中国人。なんと自家栽培まで始めている。

新浦安に済む周さんは香菜(パクチー)が大好物。ところが日本ではなかなかお目にかからない。市の貸し農園に応募してみたが、抽選で外れてしまった。そこで目を付けたのが川辺の空き地だ。雑草を抜いて整備し香菜畑に変えてしまった。

ある時、周さんが水やりにでかけると、そこでタイ人の女性にばったり。「あなたが育てていたんですね、2回ほどもらってしまいました」と謝る女性に、周さんは「どうぞどうぞ、いつでも持って行って下さい」と話した。

周さんのように家庭菜園で満足している人もいれば、事業として大規模に生産を始めた人も。東京近郊や埼玉県でマコモタケやウイキョウ、クキジシャが育てられている。携帯電話向けソーシャルネットワーキングサービス(SNS)のWechatで値段や輸送方法などの情報を交換しているという。(翻訳・編集/KT)

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