湖北人の通過をめぐって湖北省と江西省の警察が衝突=「口では武漢頑張れと言うのに…」―中国ネット

Record China    2020年3月29日(日) 9時30分

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27日、新浪新聞の微博アカウント・頭条新聞は、湖北省の人の通過をめぐって湖北省と江西省の警察が衝突したと伝えた。

2020年3月27日、新浪新聞の微博(ウェイボー)アカウント・頭条新聞は、湖北省の人の通過をめぐって湖北省と江西省の警察が衝突したと伝えた。

3月27日午前、江西省九江警察と湖北省黄梅警察との間で衝突が発生した。湖北省の警察によると、江西省の警察が「勝手に省の境界を越えて湖北省から江西省へ入ろうとしていた人」の検査を始めたという。

この湖北人は健康であることを証明する電子証明書「湖北健康QRコード」を所持していたが、江西省の警察はこれを「江西通過QRコード」に変更するよう要求。さらに体温測定をし、受け入れ先の証明書の検査をしないと通過させないとしたため、湖北省の警察と江西省の警察との間で言い争いとなり、1人が地面に倒されたという。これにより、双方の警察が省境の橋の上に集結する事態となったが、関連部門が介入し、午後5時ごろには騒動は収まったという。

このニュースに対し、中国のネットユーザーから「なぜ中国人はこのような地域差別があるのだろう」「心が寒くなる。口では武漢頑張れと言うのに、心の中では憎んでいる」「湖北だろうと江西だろうとみんな広東へ出稼ぎするというのに、なぜ足を引っ張り合うんだ」などのコメントが寄せられた。

また、「双方とも暴力的な職務遂行だ」「けんかする暇があるのか」など、警察の対応を批判する意見や、「こんなに人が集まって、感染が恐くないのか?」というユーザーもいた。(翻訳・編集/山中)

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