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大邱の病院でまた集団感染、「予見できた」と指摘=ネットでも批判殺到

配信日時:2020年3月29日(日) 21時40分
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27日、韓国・聯合ニュースによると、大邱市で病院の新型コロナウイルスの集団感染が相次いでおり、これが「予見できたこと」だったと指摘されている。

2020年3月27日、韓国・聯合ニュースによると、大邱(テグ)市で病院の新型コロナウイルスの集団感染が相次いでおり、これが「予見できたこと」だったと指摘されている。

記事によると、大邱市達城(タルソン)郡の第2ミジュ病院で、27日の時点で患者と医療スタッフ合わせて52人の感染が確認された。その後も感染者の数は増えているという。

この病院は、先に90人の集団感染が確認されたデシル療養病院と同じビルの中にある。地下1階、地上11階建てのビルで、3~7階がデシル療養病院、8~11階が第2ミジュ病院で、地下は葬儀場、他の階には薬局などが入居している。また、ビルの両隣も高層ビルで、20日にデシル療養病院で57人の感染が確認された時点から感染拡大が懸念されていたという。ビル内のエレベーターは、2つの病院どちらも利用していた。20日以降、ビル内は消毒し、エレベーターの利用も一部制限していたというが、「すでに手遅れだった」と記事は指摘している。

第2ミジュ病院の患者および家族らからは、不安の声が上がっている。70代の母親が1年半以上、入院しているというAさんは、保健当局は21日から第2ミジュ病院関係者の検査を始めたが、「病院スタッフだけを先に検査し、患者については感染症の症状が見られる人が出てくるまで、検査しなかった」と話しているという。実際に当局は、病院スタッフ72人が陰性との結果が出た4日後にようやく、有症状の患者3人を確認。このうち1人は26日に感染が認められ、27日に新たに患者50人、スタッフ1人の感染が確認された。同じビル内のデシル療養病院で集団感染が判明したあとだけに、より迅速な対応が必要だったと指摘されている。

大邱市内の療養病院や社会福祉生活施設などでは、18日から27日まで、毎日5人前後から多くは80人以上の感染が確認されているという。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「行政が愚かなせいで、大邱市民は大変だ」「大邱市長はこんな状況になるまで一体何をしていたのか」「これも中央政府が悪いというのか?」「大邱はわざと仕事しないのか?」「大邱市長は市民への支援金も選挙後に支給すると言ってるらしいじゃないか」「ソウルのコールセンターで集団感染があった時は、ソウル市長がビル全階の利用者を調べた。随分、違うもんだな」など、市と市長への批判が殺到している。(翻訳・編集/麻江)

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