習主席、G20サミットで新型肺炎対策の「中国策」を提出

CRI online    2020年3月27日(金) 17時20分

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新型コロナウイルスの感染が世界規模で蔓延し、急を要する中、習近平国家主席は26日夜、主要20カ国・地域(G20)の首脳らと緊急に交流と調整を行いました。その際、習主席は「中国策」を打ち出し、世界が感染と戦うための「処方箋」を提出しました。 今回の会議はG20史上初となるテレビ会...

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 新型コロナウイルスの感染が世界規模で蔓延し、急を要する中、習近平国家主席は26日夜、主要20カ国・地域(G20)の首脳らと緊急に交流と調整を行いました。その際、習主席は「中国策」を打ち出し、世界が感染と戦うための「処方箋」を提出しました。

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 今回の会議はG20史上初となるテレビ会議で、新型肺炎が発生して以来、習主席が出席した初の多国間重要会議でもあります。G20は世界の主要先進国と新興市場経済体をカバーし、2008年の世界金融危機発生に端を発するグローバル経済ガバナンスの新プラットフォームです。

 習主席は26日夜、G20首脳らによる特別サミットで「手を携えて疫病と戦い、共に難題に取り組んでいく」と題する談話を発表しました。以下の三つのキーワードから習主席の「中国策」を読み取ることができます。

 習主席は、「重大な伝染疫病は全人類にとっての敵だ。現在、国際社会にとって最も必要なのは自信を強め、協力の足並みを揃え、強い力を結集していくことだ」と述べました。

キーワード2:協力の強化

 人類にとって未曾有の重大伝染疫病に直面している中、習主席はサミットで「国際社会の予防・抑制活動を有効的に展開し、情報の共有、薬品とワクチンの共同研究開発を強化して、疫病世界的蔓延を抑制していく」と提案しました。

キーワード3:協調の強化

 習主席はサミットで「国際マクロ経済政策の協調を強め、財政と貨幣政策を力強くかつ有効的に実施して、各国の貨幣レートの安定化を促進させていく。また、金融の監督、管理、協調を強化し、グローバル金融市場の安定化を維持して、共に世界の産業チェーンとサプライチェーンの安定化を維持していく」と呼びかけました。(提供/CRI

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