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活気を取り戻しつつある中国の様子とは?

配信日時:2020年3月27日(金) 11時50分
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現在、中国の新型コロナウイルス感染予防・抑制情勢は引き続き良い方向に向かっており、企業活動の再開が着実に推進され、人々の生活は通常に戻りつつある。
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現在、中国の新型コロナウイルス感染予防・抑制情勢は引き続き良い方向に向かっており、企業活動の再開が着実に推進され、人々の生活は通常に戻りつつある。さまざまな兆候は、世界の感染症との闘いに自信をもたらし、活力を注ぎ込み、世界経済の長期的発展に原動力を提供している。

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英ロイター通信は22日の報道で、中国人民銀行(中央銀行)の陳雨露副総裁の発言を引用し、「第2四半期の中国の各経済指標には著しい改善が見られるだろう。感染状況の供給に対する影響、インフレへの影響はおそらく短期的には一定期間続くだろうが、長期的なインフレやデフレの基盤は存在しない」とした。

ロイター通信はさらに陳副総裁の話を引用し、「現在、世界的に感染拡大・蔓延が急速に深刻化し、その範囲を広げているため、世界各国は公衆衛生政策や貿易政策、財政通貨政策などマクロ政策面での国際協調を強化し、共に国際対応の協調性と有効性を全面的に高める必要に迫られている」と指摘した。

このほか、ロイター通信はさらに、中国では経済発展が推進されていると同時に、北京や上海などの都市の生活も徐々に通常に戻りつつあることにも注目している。

北京の一部ショッピングモールのレストランではこのところ、感染拡大の予防・抑制に取り組むと同時に、店内での食事提供を徐々に再開している。北京市のショッピングモール「朝陽大悦城」にある店内での食事提供を再開したレストランは、客に対する体温測定や情報登録、消毒液の提供、レストラン内での食事人数制限、共用の取箸やスプーンの提供などさまざまな予防・抑制措置を講じ、食事客の安全と健康を保証している。

英紙「ガーディアン」も、多くの中国人にとって、生活が通常の状態を取り戻しつつあることに注意を向けている。上海では、営業を再開したショッピングエリアを女性たちが連れ立って歩き、住民らが道沿いの食品店に戻ってきている。北京では、交通はすでに通常通りになっており、大通りや公園、ショッピングエリア、ホテルなどで、ますます多くの人が見られるようになっている。

英経済紙「フィナンシャル・タイムズ」の「中国経済活動指数」によると、中国の交通輸送量と石炭消費量はいずれも増加している。

「フィナンシャル・タイムズ」はあるフードデリバリープラットフォーム上のレストランや食品供給業者、コンビニエンスストア100万軒のデータを比較し、2月初めには80%以上が休業状態にあったが、現在では60%以上が営業を再開しており、これは飲食業の状況が著しく改善されたことを示していると指摘した。

また別のデータによると、中国の出稼ぎ労働者も相次いで沿海部の都市に戻っている。野村証券のアナリストらは、3月中旬には90%の出稼ぎ労働者が職場に復帰すると見ているが、2月末のこのデータは約3分の1だった。

25日、長沙市で行われた飲食消費体験イベントの様子。このイベントでは、飲食消費体験者80人を一般公募。体験者は海底撈レストラン凱徳広場店で火鍋料理を味わった。

「フィナンシャル・タイムズ」はさらに、一部のハイテク企業が新たな発展のチャンスを迎えていることにも注意を向けている。例えば多くの人が外出を控えて自宅待機していたため、オンラインのビデオゲームの新規ユーザーが激増している。

インドネシアのシンクタンクであるアジアイノベーション研究センターの総裁は、「感染状況が世界的大流行(パンデミック)という新たな段階に入る中で、中国は速やかに生産を回復し、世界の国々の防疫にとって心強いカンフル剤となった。中国が生産したマスクや防護服など各種医療物資は、世界が新型コロナウイルスとの闘いに勝つための重要な物資保障となっている」と指摘する。

英国ケンブリッジ大学ジャッジビジネススクールのアラン・バレル教授は、「中国経済には感染拡大が収束した後すぐに回復する力がある。中国経済が元の発展スピードを回復するまでには一定の期間が必要だが、中国の長期的発展の見通しは明るい」とした。(編集AK)

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