<サッカー>日本VSオランダの互角の戦い、「キャプテン翼」が予言していた?―中国メディア

Record China    2013年11月18日(月) 19時51分

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18日、網易体育は、日本のサッカー漫画「キャプテン翼」で、日本が強豪国オランダと肩を並べることが予言されていたと伝えた。写真は日本対オランダの親善試合。

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2013年11月18日、網易体育は、日本のサッカー漫画「キャプテン翼」で、日本が強豪国オランダと肩を並べることが予言されていたと伝えた。

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先日行われたサッカーの国際親善試合で、日本は強豪オランダと2−2で引き分けた。特に後半に決めたゴールはコンビネーションが素晴らしく、その力を世界に広く知らしめた。この光景は、日本のアニメをよく知る人に「キャプテン翼」の特別編「最強の敵!オランダユース」を思い出させたことだろう。

この特別編は「キャプテン翼」シリーズの第5作目の劇場版である。ストーリーはワールドユース開催の1年前、圧倒的な実力を誇るオランダユースチームが来日し、主力の2人(大空翼、若林源三)を欠いた日本ユースチームと対戦。日本は2戦して0−6、0−7といずれも大敗を喫する。しかし、第3戦では士気を高め、戦術を見直し、後半からは急きょバルセロナから帰国した大空翼が参戦し、10−1でオランダユースを粉砕する。

確かに若干誇張されてはいるが、「キャプテン翼」の作者・高橋陽一氏は日本がいつの日かトータルフットボールの元祖オランダと肩を並べることを予言していたのである。また、第3戦で日本が勝つことができたのは、大空翼の帰国と三杉淳の戦術面での指摘以外に、敗北の暗い影から気力を取り戻したことが重要だった。そしてその気力は先の親善試合で、実力では劣勢だと見られていた日本が、後半のすべての時間でオランダを圧倒し続けた重要なポイントでもある。後半から出場し、チームの攻撃を活性化した香川真司は、現実版の大空翼のようだった。

漫画でさまざまな「必殺シュート」(たとえば日向小次郎のタイガーショット、新田瞬のはやぶさシュート、早田誠のカミソリシュートなど)を繰り出すのとは違い、現実の日本代表は優れたコンビネーションでオランダから2つ目のゴールを奪った。内田のパスから本田のゴールまでの一連の流れは信じがたいほどに滑らかで、この十数秒間、オランダを意のままに操ったかのようだった。

もちろん、ファン・ぺルシーやスナイデルといった主力選手が欠場していた影響もあっただろうが、その部分においても漫画でのオランダユースチームがブライアン・クライフォートというキャプテンを欠いていたことと重なる。

「キャプテン翼」は、多くの日本の若者をサッカーの世界へと引き込んでいった。欧州リーグで活躍した中田英寿や高原直泰、フェルナンド・トーレスやセルヒオ・アグエロなど、世界の名手もこの漫画の影響を受けたと告白している。また、連載開始から32年が経つこの漫画は、日本代表がワールドカップと縁がなかった時代から、初出場、2度にわたるベスト16入りと、強くなってきた過程の証人でもある。来夏のブラジルで、彼らは再び光り輝くかもしれない。(翻訳・編集/北田

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