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友好の果実を見てほしい、習主席の長崎来県を歓迎―中村法道 長崎県知事

配信日時:2020年3月26日(木) 15時30分
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「習主席が撒いた友好の果実をぜひ見てほしい」と中村法道長崎県知事は話した。そして、中国国家主席の長崎訪問を県をあげて歓迎したいと述べた。
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「習主席が撒いた友好の果実をぜひ見てほしい」と中村法道長崎県知事は話した。そして、中国国家主席の長崎訪問を県をあげて歓迎したいと述べた。

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中村知事と習近平主席とは旧知の仲である。「私は2010年に知事に就任し、その年は、ちょうど上海国際博覧会が開催され、総領事館の開設25周年にあたる節目の年でした。上海万博を長崎県民挙げて応援し、友好関係を支えてくださった中国の皆様にお礼を申し上げたいとの思いから、8月に上海市と北京市を訪問しました。北京市では、人民大会堂で習近平国家副主席とお会いする機会をいただきました。これまでの長崎の果たした役割についてご評価いただいたことの表れではないかと、大変感謝しております」と中村知事は語った。

人民大会堂での習近平国家副主席との会見の際、中村知事は次のように話した。「これまでの長年にわたる友好と信頼の絆を大切にしながら、また、中国総領事館という交流基盤も大切に生かしながら、更なる多様な分野にわたる交流を発展させていきたいと申し上げました。また2011年が辛亥革命100周年の年でしたので、辛亥革命を指導された孫文先生と先生を支えた、長崎の梅屋庄吉の国境を越えた真の友情で結ばれた関係を幅広く情報発信し、多くの日中関係者にも知っていただきたい、また、そのためのプロジェクトも推進したい」。

習国家副主席は次のように述べた。「近年、両国政府と社会各界の努力により、中日関係は良好な発展局面を示しました。これからも多様な分野にわたる交流と協力をさらに推進、戦略的互恵関係をさらに拡大、発展することによって、中日両国の平和共存、世代友好、互恵互利、共同発展という崇高な目標に向けて努力していきたい」。

また、習副主席は長崎が地方政府間交流に果たしてきた役割について積極的に評価し、次のように語った。「中日政府間の交流と協力は両国関係における重要な部分であり、堅実な社会基盤と強大な潜在力を持っています。中日間における友好都市の交流の歴史は長く、分野が広く、内容も豊富で、両国の地域間交流と協力の重要なチャンネルとなっています。長崎県のみなさまは友好の伝統を発揚し、中国の関連地域との関係をさらに強め、両国友好、両国国民の友好感情に新しい活力を注いでいくよう期待しています」。

中村知事は、「長崎にゆかりの深い福建省の各都市で、実に17年間もお仕事をなされておられたということで、改めて感動しました」と話され、「習副主席は、1985年に福建省アモイ(厦門)市の副市長の役職に就任されましたが、アモイ市と佐世保市は1983年に友好都市関係を締結しておりましたので、両地域の友好交流の発展にご尽力をいただきました」と述べた。

また、習主席は1990年に長崎市と友好都市関係である福州市の書記に、2000年には、長崎県と友好県省を締結している福建省の省長に就任され、これまでに長崎を二回訪問されているが、来県されるたび、日中地方間交流に友好の種を撒かれました、と中村知事は述懐した。

さらに、「人民大会堂での会見の際、習主席からは、ご来県の折、県庁を訪問された際に、職員が玄関の外まで列をつくって拍手をしながら歓迎をしてくれたことを非常に印象深く覚えているというお話もありました」とのエピソードも紹介した。

そして、中村知事は次のように話した。「習主席がこれまでに長崎県で撒いた日中友好の種はすでに根が張り、花が咲き、実を結びました。長崎県は日本で初めて中国の春節をお祝いした県であり、中国の観光客がもっとも好きな観光地のひとつで、大勢の中国人留学生を受け入れています。新型肺炎が発生して以来、中国への支援物質をたくさん送らせていただきました。その際、支援物資の箱には『崎岖路,長情在』(今は険しい道だが、長崎の友情はいつも共に在り)と書かせていただきました」。

最後に、中村知事は次のように述べた。「もう一度長崎で友好の果実をその目でご覧になっていただき、青少年の中に新たな友好の種を撒いていただく機会を賜りたいと願っております。その際には、県民を挙げて歓迎したいと思っています」。

長年中日友好に尽力してきたある日本人は次のように分析している。「日中両国の国交が正常化する前、周恩来総理を代表とする中国政府高官は『以民促官』(民を以て官を促す)の方法で日中友好を推進してきた。習近平氏は地方政府の時代から、中央政府のリーダーとなった今も『地方友好』を通じて日中友好を推進している。この方法は日本国民の感情をより動かす真の『心の外交』と言えるだろう」。(皆川美希)

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