中国軍機が防空識別圏に、日韓の戦闘機がスクランブル―中国メディア

Record China    2020年3月26日(木) 11時0分

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25日、観察者網は、日本と韓国がそれぞれ「中国軍機が自国の防空識別圏に進入した」と発表したことを報じた。

2020年3月25日、中国メディアの観察者網は、「中国軍機が防空識別圏に、日韓の戦闘機がスクランブル」と題する記事を掲載。日本と韓国がそれぞれ「中国軍機が自国の防空識別圏に進入した」と発表したことを報じた。

記事は、日本の統合幕僚監部が25日に「中国のY-9情報収集機が25日にわが国の防空識別圏に進入し、航空自衛隊機が緊急発進した」と発表したことを伝えた。

また、韓国・聯合ニュースの報道として、韓国聯合参謀本部も同日午前10時6分ごろにY-9偵察機とみられる中国軍機が蘇岩礁付近上空の韓国と中国の防空識別圏重複区域から初めて済州島南東方向上空の韓国の防空識別圏に進入したと発表したことを紹介。同機は午前10時23分ごろに韓国の防空識別圏を離れて日本の防空識別圏に進入し、同11時40分に再び韓国の防空識別圏に入って同11時58分に中韓の重複区域を経て離れたと伝えている。

同本部によれば、中韓両国軍は同機が防空識別圏に入る前にホットラインで意思疎通を図っており、中国側は「通常の軍事活動だ」としたという。記事は、同本部が発表した写真から、25日に日韓両国の防空識別圏に進入した中国機が電子情報収集や電子戦用途としてY-9を改造した高新8号特殊機であると推測した。(翻訳・編集/川尻

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