ツイ・ハーク監督に「鬼才監督賞」=映画界に入ったのは「美しい誤り」―ローマ映画祭

Record China    2013年11月18日(月) 12時35分

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17日、香港のツイ・ハーク監督が第8回ローマ国際映画祭で、鬼才監督賞(Maverick Director Award)を受賞。映画監督としての道のりを語った。

2013年11月17日、香港のツイ・ハーク徐克)監督が第8回ローマ国際映画祭で、鬼才監督賞(Maverick Director Award)を受賞。映画監督としての道のりを語った。新浪網が伝えた。

1980年代から、特殊効果を駆使し画期的な映像を送りだしてきた香港映画界の巨匠。「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」シリーズはじめ、「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」シリーズのプロデュースでも知られる。第8回ローマ国際映画祭では、2010年「王朝の陰謀 判事ディーと人体発火怪奇事件」の姉妹編にあたる最新作「Detective Dee 2」(原題:狄仁傑之神都龍王)が出品作となっていた。

今回のローマ映画祭では、個性的な作品を生み出す映画人に贈られる鬼才監督賞「Maverick Director Award」を受賞。プレゼンターとして登場したフランスのオリヴィエ・アサヤス監督によると、ツイ監督がデビュー間もない1980年に手がけた映画「カニバル・カンフー/燃えよ!食人拳」を見て、監督の豊かな才能にすっかり魅了され、それからずっと注目し続けているという。

受賞に際してツイ監督は、自身の監督人生を振り返っている。ベトナム出身の監督はアメリカの大学で映画を学び、ニューヨークで記者として勤務。さらに香港でテレビ局に職を求めた。本当はテレビのドキュメンタリー番組を作るのが希望だったが、局側の命令でドラマ制作に回されたのが監督業をスタートするきっかけになったという。「運命なのか美しい誤りなのか、自分でも分からない」と語っている。(翻訳・編集/Mathilda

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