男児を誘拐し身代金1億5000万円要求、容疑者4人を逮捕―北京市

2007年5月8日、北京市で飲食店経営者の8歳の息子が誘拐され、身代金1000万元(約1億5000万円)が要求される事件が起きた。

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通報を受けた北京市公安局は捜査本部を設置し、北京市・河北省・河南省で捜査を行った。10日12時ごろ、北京市石景山区で容疑者・王永海(45歳男、無職)を逮捕し、車1台、競技用スターティングピストル3丁、弾90発などを押収した。***

11日午前5時頃には、北京市大興区で容疑者・王希軍(35歳男、無職)を、河南省周口区で容疑者・王尾巴(36歳男、無職)、宋衛星(29歳男、無職)をそれぞれ逮捕し、人質となっていた8歳の男児も無事保護された。

11日夜、河南省で逮捕された容疑者2人が北京へ移送され、人質となっていた男児も無事両親の元へと帰された。4人の容疑者は容疑を認めているという。(翻訳/編集・藤野)