人民網日本語版 2020年3月25日(水) 10時10分
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前世紀に「品」を逆さにした形状の陶製排水管を発見したことに続き、考古チームは近年再び河南淮陽平糧台遺跡で竜山時代の複数の陶製排水管を発見した。
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前世紀に「品」を逆さにした形状の陶製排水管を発見したことに続き、考古チームは近年再び河南淮陽平糧台遺跡で竜山時代の複数の陶製排水管を発見した。専門家の分析によると、これらの排水管は今から4000年以上前のもので、節と節でつながり排水溝と秩序よくつながっている。現在知られているうち中国最古の、最も整った都市排水システムを形成している。新華網が伝えた。
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遺跡南城門からは3セットの陶製排水管が出土し、「品」を逆さにした形状を呈している。両端に高低差があり、城外に排水できる。また、別の2セットの陶製排水管は南城門付近にあり、この3セットと並列しており、異なる時代に使用された。考古従事者は城内の高台式家屋配列の室外土盛の下からも、東西に敷設された1セットの陶製排水管を発見した。
河南省文物考古研究院副研究員で、淮陽平糧台遺跡プロジェクト責任者である曹艶朋(ツァオ・イエンポン)氏は、「これらの排水管は城壁の基礎を貫いたか、並んでいる建築物の外側に平行的に敷かれていた可能性がある。両端に取水・排水口があり、場内で意図的に掘削された排水口とつながっている」と述べた。
研究者は掘削状況及び土壌沈積物の分析から、平糧台遺跡が当時、比較的安定した地形環境にあったと推測した。遺跡は台地の上にあるが、当時の人々が水害を避けるため高い所に建設する原則を守っていたことが分かる。(提供/人民網日本語版・編集/YF)
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