米政治家の職務怠慢が欧米での感染拡大の根源

CRI online    2020年3月23日(月) 21時40分

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米国は近頃、自国の新型肺炎の感染対策における混乱を収拾できず、中国に濡れ衣を着せようとしています。そんな中、オーストラリアのスコット・モリソン首相は20日に受けたインタビューで、同国の感染症例について、「大多数が米国から来たものだ」と発言しました。同日夜から、オーストラリアでは...

米国は近頃、自国の新型肺炎の感染対策における混乱を収拾できず、中国に濡れ衣を着せようとしています。そんな中、オーストラリアのスコット・モリソン首相は20日に受けたインタビューで、同国の感染症例について、「大多数が米国から来たものだ」と発言しました。同日夜から、オーストラリアでは全ての外国人に対する入国制限措置を講じています。

 米国が如何に他国に害を及ぼしているのかということは、その国内事情から振り返る必要があります。

 今年2月の1カ月間、米国はほぼ有力な感染対策を行いませんでした。感染拡大が深刻化するにつれ、民衆からの不満が高まり、米国政府は3月13日にようやく「国家非常事態」宣言を出しました。しかし検査キットや病院のベッド、感染対策物資は非常に不足している状況です。米国メディアの推測では同国で確認できていない新型肺炎の症例は公開された数の11倍になる可能性があるということです。現在、米国で確認されている新型肺炎の感染者は既に3万5千人を突破し、世界で3番目となっています。しかし、米国政府は「多くの地方の感染状況はそれほどひどくない」として、さらに感染の責任を他人になすりつけようとしています。

 感染確認症例の数の変化で見ると、米国は感染拡大のピークに入りつつあります。米コロンビア大学の研究では、米国の感染対策が不十分だった場合、ピーク時の新規感染症例が1日で30万人に達する見込みだということです。

 感染拡大の勢いを止められなかったことは、非常に残念なことです。しかし、米国は欧州などの同盟国に対して相次いで観光禁止令を発動した一方、自国から出国することに対しては制限していません。全世界の感染対策の大局を撹乱しているのは誰なのか、既に言うまでもないことでしょう。(洋、CK)

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