「米国が最も信頼するアジアの国」ランキング、結果に韓国ネットは疑いの目

Record China    2020年3月24日(火) 11時50分

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22日、韓国・中央日報は米国の一般市民1015人と専門家200人を対象に調査を行った結果、「アジアで最も信頼できる国」の1位は日本だったと伝えた。写真は東京。

2020年3月22日、韓国・中央日報は、米国の一般市民1015人と専門家200人を対象に調査を行った結果、「アジアで最も信頼できる国」の1位は日本だったと伝えた。2位は豪州、3位は韓国、4位が中国だった。

記事によると、この調査は米世論調査会社ハリスが日本の外務省の依頼を受けて昨年11月に実施したもので、先週、外務省が記者団に資料を公開した。「アジアで最も重要なパートナー」という質問でも1位は日本で、中国、韓国、豪州と続いた。

一般市民を対象にインターネット上で実施した調査の結果を見ると、「最も信頼できる国」は日本(37%)、豪州(11%)、韓国(9%)、中国(8%)、「最も重要なパートナー」は日本(34%)、中国(22%)、韓国(10%)、豪州(4%)、ロシア(4%)、インド(1%)となっている。

政官界、学界、メディア、宗教界、労働関係分野で「指導的地位」にいる200人に対する電話調査の結果も似たような傾向にあり、「最も信頼できるパートナー」は日本(48%)、豪州(32%)、韓国(9%)、中国(4%)、「最も重要なパートナー」は日本(42%)、中国(18%)、韓国(17%)、豪州(13%)、インド(5%)、ロシア(1%)だった。

中央日報の記事は「韓国の順位や数値は全体的に停滞または後退している」と指摘している。一般市民への調査で、韓国の信頼度(9%)は中国の信頼度(8%)と同水準だが、韓国の数値は昨年から横ばいなのに対し、中国は2ポイント上昇したという。専門家への調査でも、韓国の信頼度(9%)は中国(4%)を上回るが、2018年(20%)、2017年(14%)より大幅に低下しているという。

また記事は、この調査は外務省からの委託で実施されたものではあるが、「全般的に日本の数値が上がっているのが特徴だ」としている。毎日新聞が21日付の記事でこの結果を報じ、「トランプ政権発足後の米中関係の悪化と日米協力の強化が影響しているとみられる」と分析したことも伝えている。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「外務省が依頼した?つまり、日本が調査した結果でしょ?」と信ぴょう性を疑う声が続出している。また「昨年11月に日本の外務省が依頼した日本称賛調査の結果をなぜ今、こんな記事にして報じる必要があるのか」「韓国メディアの信頼度は最下位だな(笑)」「中央日報は韓国の新聞ではないようだ」「韓国は何よりメディア改革が急がれる」など、記事そのものに対する批判のコメントも多い。

一方で、「日本は常に米国の味方なのだから当たり前」「日本の順位はともかく韓国の順位は正しいかも。文大統領の外交を見れば納得」「文大統領が親中だから当然」など、結果に納得する声も上がっている。(翻訳・編集/麻江)

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