聖火見物に5万人超、中国ネット心配=「リレーするのは聖火でなくウイルスに」

Record China    2020年3月23日(月) 11時40分

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22日、中国の動画アプリ梨視頻の微博アカウントは、新型コロナウイルスの感染拡大で大規模な集会が自粛される中、宮城県仙台市で行われた聖火の展示に5万人以上の市民が集まったと報じた。

2020年3月22日、中国の動画アプリ梨視頻の微博アカウントは、新型コロナウイルスの感染拡大で大規模な集会が自粛される中、宮城県仙台市で行われた聖火の展示に5万人以上の市民が集まったと報じた。

記事は、東京五輪の聖火リレー開始に先立ち、東日本大震災の被災3県で聖火の巡回展示が行われており、21日に宮城県仙台市で行われた展示では聖火を一目見ようと約5万2000人が集まったと紹介。集まった市民が数時間にわたり密集した形で行列をつくる状況が発生し、現地当局が「今後同様の状況が起こりうる場合、巡回展示は中止する」との意向を示したと伝えている。

この件について、中国のネットユーザーは「リレーするのは聖火ではなくウイルスに」「日本ではいったいどれだけの人が感染しているのか、本当に心配」「日本はまるで火遊びしているみたいだ」「ニュースでは、日本では間もなく爆発的感染が起こるらしいが、抑えきれなさそう」「この時期に人が集まるようなイベントをやることに問題がある」といった感想を残した。

また、「五輪は日本人しか参加しないかもしれない」「今回の五輪は、日本の選手が金銀銅独占だと思う」「日本は五輪の沼にはまって、抜け出せなくなっている」など、五輪・パラリンピックの開催に執着することでこのような事態が生じるとの認識を示すユーザーも少なからず見られた。(翻訳・編集/川尻

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